海で・・ 361
それから少しの間、優ちゃんとやり取りしていた。
…そういえば、アヤさんに唆されて?優ちゃんの目の前でパンツ見せちゃったことがあったな…
それで、優ちゃん恥ずかしがって、トイレに駆け込んでいったっけ。
パンツぐらいであんなに恥ずかしがるなんて…優ちゃんはウブなんだなぁ〜
アヤさんと唯さんとは、大違いだよな〜…
僕の中で、あのホテルでの出来事が蘇る…
身体が高揚してくるのと同時に、あかりさんに貰った瞑想柄が,,,広がっていく…
…パンツ一枚でどうとか考え過ぎなのかもしれないけど。
今の僕にはとても重要なことだったのです。
「一馬くん、晩御飯できたよ」
あかりさんがドアの向こうから声をかけてくる。
もうそんな時間か。
僕は部屋を出て一階に降りるのだった。
「父さん、待たなくていいかな?」
「なんか飲みの接待とかで、夕飯はいらないって連絡あったのよ。」
少しがっかりぎみのあかりさん…
そりゃあ、あかりさんにとっては、新婚生活みたいなもんだもんな…
僕も少しは気を使って、2人だけの時間を取ってあげるべきだったりするのかな?…
「あかりさん、父さんと2人の時間が少なくて、さみしいんですよね?」
「…え、ん、うーん…そう言われると、そうなのかな…」
「父さんも忙しいから仕方ないですけどね」
「うん、そうだね」
あかりさんと2人で夕食を食べる。