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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 357

教室。
真帆、茜、初音、優ちゃんと知っている顔はこの4人だけ。
そもそも男子でこの高校を受験したのが少なかったし、誰が合格したのかは知らないし。

自分の席に座る。
こうしてみると何もかも真新しく見える。

やがてチャイムが鳴り、教室に担任の先生が入ってくる。
ミキさん…だったら嬉しいが、さすがに新人が担任などもてないだろう。

「おっ!鈴木も今日から登校か!…」
なんだ…男の先生かよ……

あれ?この人どこかで?

「少年!また一緒に身体鍛えような!…」
「うわぁ藤堂さん?!」

それはスポーツクラブで出会った、あのイケメン男だった…

真帆や茜が、「えっ、知り合い?」という表情で僕の方を向く。

…いやー、これもどう説明したらいいかな。
藤堂康介、まさかあのスポーツクラブで会ったあの人が、教師で、僕らの担任とはね…

…そんな中、僕の高校生活が始まる…

「ねぇ一馬〜部活どうする?」
休み時間になると真帆が聞いてきた。

考えてみると中学時代は、秀人と遊んでばかりで録に部活動はしてこなかった。

「藤堂先生と中原先生は水泳部顧問ですって…」
「中原先生?…」
「やだぁ美貴姉のことよぉ〜」

…あー、やっぱりミキさん水泳部の顧問やるんだ。
乗り気じゃなかったように見えたけど、選手経験あるから仕方ないのだろう。

後で聞いたが、ミキさんは僕のクラスの副担任だそうだ。
今日は授業はなかったけど、これからが楽しみというか、心配というか。

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