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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 353

「お前も明日から学校行くんだろ?」
「うん、父さんも仕事に行くの?」
「ああ、いつまでも休んでいて滞らせてるわけにはいかんからな」
…それでもやることはやってらっしゃる。

「ま、早く寝ろよ」
「うん、父さんもお休み」
父さんはそそくさと寝室へ戻っていった。

多少伸びてしまった麺を再び啜っていると、今度はシャツ一枚のあかりさんが下りて来た。

「ゴメン一馬くん〜冷蔵庫に入れてあったのよ…」
オムライスを取り出すあかりさん…
「今、チンするね〜」

電子レンジから暖まったオムライスをり出すと、その上にハ―トマ―クを書いてくれた…

夜中に食べるには少々重たいけど、あかりさんの厚意は無駄にしたくはない。
「ありがとうございます」
「ごめんね。食べ終わったらそのままでいいから」
そう言ってあかりさんは戻って行く。

ハートマークは恥ずかしいけど、味は最高です、あかりさん。

こうして慌ただしかった一日が終わり、僕は明日からの新生活に心躍らせ、睡魔に落ちていった…

朝…
僕は深いキスで目覚めた…

「てぇ?!僕は白雪姫じゃありませんてぇ!」
「ふふふ、一馬は目覚めが悪いってお父さんが言うもんだから、刺激強かったかしら?」
「当たり前です!朝からこんなの驚きますって!」
「ほんとだぁ朝から元気だぁ〜」
「うわぁ!これは生理現象みたいなもんで、キスとは関係無いですから!」

「うふふ、男の子は朝から元気な方が私も大好きよ〜」
「あ、あの、あかりさん?」

…いつもより早い朝だった。
「…で、でも、こんなに大きくなるの?な、なんか、ごめんね…?」
あかりさんが戸惑いだす。

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