海で・・ 317
咲乃さんは服の中に手を入れると、次の瞬間、パチン、と…
「これで少しは楽になるわ〜」
外 し た ブ ラ が 出 て き た
ええ〜!?
…胸が大きいと大変だってのは聞いたことありますが、いざそれを目の前でやられると困りますよ…
さらに胸の揺れは大きくなったような気がした。
「…胸の大きさには血統があるのか」
真帆が意味不明なことを口走る…
真帆だって…決して恥じる胸では無いですって…
「あるんじゃない?…私達のって、同じぐらいじゃないかしら?」
あっ…貴女たち三姉妹の…そういうことですか…
「そうなんでぇすかぁ?…服の上からじゃ分からないでぇすぅ…」
「脱いじゃう?」
えっ?…
「はぁいぃ〜」
マジっすかぁ?!
制止する勇気なんて僕には当然なく、梨花さんもミキさんも真帆もいっせいに服を脱いで下着姿に…
「ふぅ〜」
「うふふふ」
「うわぁ〜」
目の前には、ノーブラの女性一人、下着姿の女性3人…
「みんなスタイルいいわねぇ〜」
「咲乃ほどじゃないよ〜」
なんか僕が"男"だってこと…忘れてません?…;
当然僕の心臓は高鳴り、茹で蛸状態に…;
「あれぇ〜一馬くぅんだけズボン穿いてるぉ〜可笑しくなぁい?」
真帆!お前絶対泣かせてやる!!
「興奮しちゃった?…」
梨花さん…そんなこと聞かないで下さいよ…;
「隠すこと無いってぇ!普通の男の子だったら、この状況で勃たない方が可笑しいものぉ」
はい咲乃さん…僕は到って普通の男子です…;
俯く僕、顔を上げられるような状況じゃない。
「恥ずかしがらなくていいのよ」
梨花さんが言う。
「この状況で勃たなかったら、私たち女として失格よね」
咲乃さん、そんなことないです…
「一馬くん、下ろしていいかな?」
ミキさん…