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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 311

「あのなぁ、お前…」
余計なことを言いやがって…
「ホントのことじゃ〜ん♩梨花姉も見たいでしょ?」
「え、まあ、ええ…でも、さすがに一馬くんが可哀想じゃ…」
「見たいですよね〜?」
お前が見たいだけだろ、真帆!

「まあ、これくらいで…」
仕方なくジーパンの裾部分を捲り上げて脛を見せる。

「ホントだぁ。綺麗な脚…お手入れとかしてないんでしょ?」
「も、もちろんです!そんなことする訳ありませんって!」

「あら?最近の男の子は、女の子顔負けなぐらいに自分を磨き上げる子もいるって言うはよ…」
梨花さん…脛…擦らないでくださいよぉ〜

「エステとかに通う男の子もいるらしいものね。」
ミキさん〜…脇腹擦ってどうすんですかぁ〜

「一馬くぅ〜んもぉもしかしてぇ?」
おい真帆!!何脱がそうとしてるんだぁあ!!

ズボンのベルトに手を伸ばす真帆をかわし、捲りあげた裾を直す。

「エステなんて…そこまでするつもりもないし、第一そんなお金をかける余裕はないですよ」
「一馬くんがかっこよくなるなら、私いくらでも出すよ〜」
…本気ですかミキさん。
そういう時はお嬢様アピールするんですね…

「大体、僕の年齢でエステに行くなんてのは…」
「一馬くんの一番近くにいると思うよ」
えー?
父さんはないだろう、とすると、まさか秀人が?

「そう、秀人くん…まあホテルマンは、男だって小綺麗にしてるのが普通みたいよ…」
確かに、昨日見たイケメンホテルマンたちは、皆が皆つるっとした顔していた気もするけど…

「へぇ〜秀人くんエステに通っているんだぁ〜…ますますカッコよくなったのかな?…」
真帆…なんか未練でもあるかのように、聞こえますけど…;

「へぇ、その秀人くんって子もイケメンなんだ」
梨花さんも興味を示す。

「私の親友の彼氏…いや、もう旦那、って言うべきなのかな。一馬くんとはタイプが違うけど、彼もなかなかのいい男なんですよ」
「ずっと一緒にいて、あいつに勝てたことなんてなかったですよ」
この言葉は決して謙遜ではない。

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