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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 291

…ミキさんの匂いだ…
軽く鼻に当てただけで、股間がビクン、と反応する。
…心も身体も昂り続ける。
昨夜のホテルのときと一緒だった。

「〜♪」
ミキさんはそんな僕のことなど知らず上機嫌でシャワーを浴びている。
そんなミキさんのいる浴室の扉に、手をそっとかける…

薄くだけ開き…片目を輝かせる。
飛沫を弾かせるミキさんの裸に息を飲む…
今まで僕はこの身体を何十回、何百回と見てきた筈なのに、状況が違うだけでこんなにも興奮するものなのかと、ズボンの上から自身を握りしめる…

情けなくも仕方ないもの。
僕の分身は馬鹿正直にも勃ち続けていた。

ミキさん…今すぐにでも浴室に飛び込んで、抱きたいくらいの気持ちだ。
しかし、それでは昨夜とまったく同じ…ミキさんがそれを望んでいるかどうかは知らないが。

―と
ミキさんが、シャワーの先端を自分の股の前へ…もう片方の手もそこに動く…

ソ―プで指を滑らせ、その女性にとって最も重要な箇所…
男だったら誰だって、ソコ見たさに寝るのも忘れてPC画面に張り付いた経験はある筈の女性の箇所…
それは男にとってはある意味、女性の乳房よりも遥かに遠い憧れかもしれないんだ…


「んっ、ん、あっ…」
ミキさんが熱い吐息を漏らす。
浴室の壁に反響して、ほとんど扉を開けていないのにこちらにもよく聞こえてくる。

「ミキさん…」
予想外の行動に息を飲む。
ミキさんの行為と、あの日、放課後に見てしまった真帆の行為とダブって見えてしまう…

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