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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 288

「残念だけど、私たちは遠慮させて貰うは…」
「どうしてですか…?アヤさんと唯さんにいて貰えると、僕はありがたいんですけど…」
「一馬くんはそうかもしれないけど、初対面する三姉妹にとっては、余計な私たちなんていない方がいいのよ…」
「そうなんですか?」
僕はミキさんに聞いてみる…

「そうね…私も彩と唯さんがいれば心強いとは思う…だも、梨花さんと、真帆としっかりと向き合うには、私たち姉妹だけでいたほうがいいと思う」
「そうですか…」
じゃあ僕はどうすればいいのか?という疑問も浮かんでしまうが、
「一馬くんは傍にいてあげて。おそらく、三姉妹にとって、一番近くにいて、大切な男性は、君だと思うから」
唯さんが言う。

大切な男性…
僕は少しドキリとした…
それは普段子供扱いするアヤさんが、僕のことを“男の子”とではなく、“男性”と言ったからかもしれなかった。

自然と背筋が伸び、身体に力が入る…
“男性”か…
プレッシャーを感じながらも、その音の響きは僕を勇気づける…

車がある場所で止まる。
見たことのある景色…ミキさんの自宅マンションの前だった。

「じゃ、私たちとはここで」
「ありがと、唯さん、彩」
「ありがとうございました」
「頑張ってね」

唯さんとアヤさんが乗った車は僕らが降りると、すぐに走り去っていく。
「軽くシャワー浴びて、真帆を迎えに行きましょ」
「はい」

「一緒に浴びる?」とミキさんは言ってくれたけど、浴びるだけでは済まなくなりそうなことは分かっていた。
「いや、何かムラムラしてきても何だし…」
「それもそうね…それじゃ先に使って、私一馬くんの替えの下着買ってくるは…」
「え、そんなのいいですよ…」
「あら?前みたいに私の穿く?」
「いえ…よろしくお願いします…」

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