海で・・ 285
唯さんと秀人がやったと仮定する。
秀人は、それ以外に何人の女性と経験したのだろう?
僕より多いのか、はたまた…
「ああっ、あん、あんっ」
唯さんに、秀人としてるときよりも気持ちよくなって欲しい、そう思う僕がいた。
それは兄を意識する弟のような、子供じみたものだとは分かっていた…
それでも、幼少の時から何かにつけて上をいく秀人に対して、どこか今でも…ライバル心を抱いてしまうのだ…
僕は耳を傾け、唯さんの喘ぎ声が大きくなる箇所を聞き分け、そこを重点的に攻める…
単調になりがちな前後だけのピストン運動は控え、腰を回すように振り、時には竿の根元を持って感じる場所を刺激した…
「あっ、ああ、あ、すごいっ…」
快感に悶える唯さんの顔は愛おしくて、同年代の少女のようにも見えた。
先ほどミキさんにもしたように、後ろからピストンで突きながら豊満な胸の中心にある乳首を摘んでみる。
「あぁんっ!ひっ、ぃいっ、あっ!!!」
僕もクライマックスが近い。さらにピッチを上げるべく、腰を振った。
パチン!パチン!とした叩くような音が部屋中に響き渡った。
そのリズムが早くなるにつれ、唯さんの白い尻丘は、赤く変色していく…
もう僕は秀人や唯さんの快感のことなど、考えてはいられなくっていた。
ましては後方にいるミキさんとアヤさんに、振る尻を見られている羞恥も頭からは消えていた。
ただ一滴でも多くの精液を気持ちよく放出したい…
僕は人間の男というよりも、獣の雄になっていた…
「あぁっ、ああっ!!もう、だめ、っ、あ〜っ!!!」
ただひたすら、無心で唯さんの膣を求め腰を振る。
限界までひた走り、さらにピストンを早めながら…
「ああ〜、だめっ、もう、あっ、ダメ、いっちゃう〜っ!!!」
唯さんが限界の声を上げると同時に、僕のほうも熱いものを解き放っていく…