海で・・ 275
…参ったな。
「…どうしましょう」
「唯さんも彩も、自分たちの世界に入ってるだろうし…今日はこのままね」
「そうですね」
「…それに、隣から声が聞こえる方が、燃えてこない?」
「…いや、それは…」
「一馬くん、シャワー浴びよう」
「あ、はい!ミキさんと二人っきりっていうのも…なんか久しぶりですよね…」
「そうね…プール以来かしら?…」
あっそうだった…あの後何やかんやあって、忘れてた…;
「また水の中で愛し合っちゃう?…」
「はい:…僕は何処でも…頑張ります!」
ミキさんの後についてシャワールームに入る。
股間が高ぶるのが、はっきりとわかった。
さっきの料理の効果が今になって現れたのか、それとも、それとは違う、僕の中の感情か…
…両方なのだろうか。
そう思うと、一度沸き起こった興奮は止められない。
僕の前で服を脱ぎ裸になるミキさんを、後ろから不意に抱きしめる。
当たるミキさんの柔らかいお尻に、益々僕は高ぶった…
「いつもより積極的なんじゃない?…お料理の効果かしら?…」
「そうかもしれないけど…もう我慢できそうもなくて…」
僕は腰を迫り出し、ミキさんの双丘の間に、熱い塊を摩り着ける…
「こんな一馬くん初めてだね…なんだか新鮮に感じちゃう…」
ミキさんがそう言う間もなく、僕は自らの熱いモノをその奥へと導いた。
「あああっ!?か、一馬くん、早い…」
「ごめん…ミキさん、我慢できなくて…」
「あ、うっ、まだ、濡れてなっ、でも、大きい…」
そのままミキさんを壁際に立たせる。