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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 248

同時に“パンツの人”ってどんな女性なんだろ?…と気にもなってくる…
面食いの父さんのことだから、母さんにも負けないぐらいの美人なんだうか?…
あんなパンツをプレゼントするぐらいだから、そっちの方でもかなり長けた、大人の女性なんだうか?…

僕は名前すら知らない、父さんの彼女にめちゃくちゃ興味が沸いてきた…

父さんに聞いてみたい気もするが、絶対に話したがらないだろう。
僕は妄想を膨らませた。

…おそらく、年齢は父さんよりもずっと下、ミキさんたちよりかは少し上かな?
仕事の同僚か部下か…
広隆さんとはまた違うけど、父さんも仕事熱心で尊敬できる人だからね…

どちらにしろ、今まで仕事一筋だった真面目な父さんをその気にさせた女性なんだから、何かしらの魅力を持っているんだろう…
そうじゃなきゃ大人の父さんは、僕みたく経験を積む為に女性と付き合ったりはしないしな…

大人の男女の関係ってどんなものだろう?
まだ15歳の僕にはわからない世界だ。
ミキさんを筆頭として、年上の女性と付き合ったり、関係を持ったりしたことはあっても、それだけで大人の恋愛とは呼べないはずだ。

ふと考えた僕は、家に自分しかいないのを利用し、父さんの部屋に入って「パンツの人」の手がかりを探ることにした…

先ずは箪笥やクローゼットの中を物色し、あのパンツを探す…
何処にも見当たらないところを見ると、会社にあれを穿いていったとみえる…
スーツの下にあんなスケベなパンツかよ?…
真面目な父さんがまさかそんなパンツを穿いているとは誰も思わないだろうと思え、僕はそのアン バ ランスさにほくそ笑む…

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