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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 245

ドク!ドク!
初音の中で、僕は精を放った。
芯から貫くような快感が僕を襲う。

同時に初音は中で射精され、絶頂に追い打ちをかけるような快感に全身を包まれて、脱力していた。
「一馬…好きよ…」
そのつぶやきが、僕の耳に届く。
「僕もだよ、初音…」
僕もそう初音の耳元で囁いた。
そして、どちらからでもなく、自然に唇を重ねた…

…その後、二人してまどろみの中に落ちるように眠ってしまった。
目が覚めた僕は、初音の言っていたことの真意を知りたくて、思い切って聞いてみようと思った。

それでも安心しきった赤ちゃんのような初音の寝顔を見ると、そんな事はどうでもよく思えた…
初音がこんな僕のことを好きだと言ってくれたことが今は大切であって、僕だって初音をこの上なく愛しい存在に思える今を大切にしたかった…
「愛してるよ…」
僕は囁くように囁きながら、初音の唇にキスを落とした…

しばらく初音の身体を抱きしめて過ごして、その後お互いシャワーを浴びてホテルを出た。
男らしくお代は出す、と決めていたが、初音も
「私も出すよ。そうじゃなきゃ一馬に悪いじゃん」
と言ってきかないので、結局割り勘ということに…

自然と身体が寄り添い、手を繋いで歩いた。
街行く人が見たら、僕たちは長年付き合っている仲のよい恋人同士に見えると思えた。

それでも僕は構わなかった。
こんなに可愛くナイスバディな初音とそう思われることは、男としての自慢に思えたからだ…


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