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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 243

「ああ…一つになってる…」
「嬉しい…ずっとこうしたかったの…一馬が真帆と付き合う前からずっと…」
「初音…?」
「好きだったの…だから真帆が一馬に抱かれたこと聞いてやけになって…顧問の先生に泣きついて…
だから、始めに誘ったのは私の方からだったの…自業自得なの…」
「初音、いいよもう…遠周りしたけど、僕と初音は今愛し合ってる…それが何よりも大切なんだ…」

「一馬、大好き…あぁ、あ、愛してるぅ…」
「僕もだよ、初音…」
初音の瞳から、とめどなく涙があふれる。
僕も、それを見て、胸が熱くなる。

初音の好意に、気づいてやれなかったのは悔やむべきことだと思う。
その結果、初音は望まない形で純潔を失ったのだから、やるせなくなる。
…でも、初音がさっき言ったことを考えると、真帆が秀人に抱かれたのを、初音は知らないってことだ。
それと、真帆も初音と同じ、テニス部だった…

…いや、余計なことを考えるな。
いまはただ、この愛らしい彼女を、精一杯愛してやることを考えるんだ…

とめどなく溢れ出す初音の愛液と、拭うことをしなかった僕の精液のおかげで、腰を進めるだけでぬめぬめと僕の分身は膣内入っていく…
すっかりとその姿が見えなくなったところで僕は言った…
「全部入ったよ…どう?大丈夫?…」
「うん…入れる時より痛くない…奥に当たって、気持ちいいかも…」
「そう?…それじゃ…」
僕はゆっくりと腰を前後にラウンドさせる…

「ん、んっ、んんっ、あ…あっ」
初音が小さく、それでいて気持ちよさそうに声をあげる。
「あ、あん、あん、あっ!か、一馬の、私の…っ!う…ああっ!」
初音の中に自らを打ち込みながら、前髪を撫でて、表情を伺う。
「いい…一馬の、すごくいい…」
初音は僕に笑顔を見せてくれた。

これが見たかったんだ…僕はつくづくと思う。
こんなに可愛いのに、豊かな胸ばかりに目が行き、本当の初音の可愛いさをちっとも分かっていなかったんだ…
この笑顔を見れただけでも、今日こうして身体を重ねた収穫に思える…

「うぅ〜ん…」
笑顔を崩しながら甘い吐息を漏らす初音…
僕はぐっと腰を突き出し、中で回転するように腰を回した。

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