海で・・ 242
しかし、初音はさらに僕のモノを挟む力を強め、離すことができなかった。
そのまま放出された白濁液は、初音の胸と顔に飛び散った。
「あ、すごい…」
初音は驚きの声をあげる。
「一馬の、こんなに熱いんだ…」
「ご…ごめん…」
僕は今だ放出を続ける先端口を押さえながら、息を上げる…
「全然構わないよ…返って嬉しい!一馬のこれって、そうは見れる訳じゃないもんね!」
初音は指で拭うと、親指と人差し指でそれを伸ばした。
確かに僕の精液を見た人といえば、ミキさん真帆を始めここ半年で関係した女性たちと…
あえて言うなら、AV観ながら扱き合った秀人ぐらいのもんだった…
興味深そうに精液を見る初音。
その豊か過ぎる乳房に視線は釘付けになる。
…さっき放出させたばかりなのに、分身はすでに勢い付いている。
「…する?」
「…うん、したい。一馬をもっと感じたいな。そうすれば、嫌なことも忘れられると思うんだ」
初音はニコリと微笑んで、僕に言った。
初音を仰向けに倒しながらキスをする。
顔に付着した自分の精液の臭いに顔を顰めるものの気の毒にも思い、意を決してそれを舌で拭い取ってみる…
案外に無味だった…
こらならミキさんや真帆が今までに何度も飲み込んでくれるのも分からなくもない…などと思ってしまう…
「行くよ」
「…うん」
初音の中に、分身を導いていく。
「あ…あっ、う…」
初音が一瞬、顔を顰めた。
全くの処女ではないとはいえ、多少痛みはあるだろうし、それ以上に、初音にトラウマが蘇る可能性も考えた。
「大丈夫?」
「うん…一馬の、中に、入ってるんだね…」