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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 237

今までの経験からか、僕にもそんなことを考えられる余裕があった…
相変わらずに腹に張り付く分身は、痛いぐらいに勃起していて、一刻でも早くの射精を望んではいたが、それでもそれに邁進してはいけないと考える、理性を持ったもう一人の自分の存在があ確かにあった…

女の人を大切に扱うこと…これまでの経験で、僕にはそれがいつの間にか培われていたのだ。
それは、心に深い傷を負った初音に対して接する今、発揮されたのだ…

初音の乳房をゆっくり、優しく愛撫しながら、片手を下半身に持っていく。
「あ、ああっ!?」
初音の身体が左右に動く。

多くは無い陰毛の茂みを撫でつけるように摩りながら、そっと割れ目に触れる…
「ぁ…」
微かにうれいを帯びたそこは、僕の指に敏感に反応し、固く収縮した…

僕は少しでも初音の力を抜いてあげようと、指はそのままに…唇に優しくキスを落とす…

初音の身体が小刻みに震え、指を押し当てた割れ目からは愛液がトロトロと溢れる。
「ん、んんっ、んん…」
指先をほんの少し入れようとしただけで初音の身体がガクガクと震える。

唇を離す。
「あ、ああ…はあ、はあ…」
初音は虚ろな目で、大きく息を吐く。

僕の顔面に向かい、初音の体内から吐き出されるそれは、あまりに熱かった…
額に浮かんでくる汗はすぐさま玉となり、雨垂れのようにポタポタと落ちていく…
「好きだ………」
僕は小さく囁き…
ぬめった人差し指を、ゆっくりと差し入れる…

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