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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 229

「あ、何所行くんだよ?」
僕は顔を少し高揚させながら、野上さんに引っ張られるようにして後に続いた。

「ふふ。デートなんだから決まっているでしょぉ!」

ヘェ?…ってことは?………
まさかぁなぁ〜……いくら野上さんが積極的な女の子だからって、会っていきなりってことは……無いよぉなぁ?

…そんな妄想はもちろんあるはずも無く。
ごくごく普通のデートを楽しみました。
野上さんは茜と仲良いこともあって趣味嗜好も似ていて、先日の茜とのデートで慣れていたのか、僕もだいぶ余裕を持てた。

…で、お昼。
野上さんは茜よりも積極的で、少し疲れたところだった。
当の本人はいたって平気なんだけどね。

「真帆ともこんな風にデートすんの?」
フォークにミートボールを突き刺した野上さんは、それを僕の目の前に差し出す。
…これって僕に食べろってことですよね?

「受験だったからさ、真帆と外ではあまりデートしてないんだ…」
僕は辺りを見回し、正しく"あっ〜ん"と言ったように口を開き、ミートボールを頬ばった。

「ふぅ〜ん…そうなんだぁ…」
幼げな顔立ちに不釣合いなたわわな果実が自然に弾む。
…いかんいかん、落ち着け。

「…でもさ、今日はどうして僕を誘ったりしたの?」
「興味があったというか、鈴木くんが私のことどう思ってたのかなって」

「そ、それは…」
僕は口ごもってしまう…
「ふふ、いいのよ無理しなくっても、鈴木くんは真帆一筋だぁもんねぇ」
「あ、いや…一筋って訳でも…」
野上さんは、僕が真帆以外にもミキさんという年上の彼女がいて、それについ先日、野上さんの親友である茜とも関係を持ったことを知らないんだ…

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