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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 226

…まさかまさかそんなことはないだろうと思いつつも、茜はああ見えて口の軽い人間だから、うっかり口を滑らせて野上さんに言ってしまったという可能性は感じる…

…まあ、そうだとしても仕方あるまい…

『暇だから付き合うよ。プランはそっちにお任せしていい?』
野上さんにそう返すと、すぐに
『OK!じゃああしたよろしくぅ!!』
と返ってきた。

考えてみると、今まで野上さんのことを女として意識してはこなかった。
それは真帆という、付き合う前から恋い焦がれる存在が野上さんの近くにいたからであって、ある意味、眼中に入らなかったのだ…
それでもそれは茜も一緒だった訳で…
そんな存在だった茜とヤッたのだから、野上さんとも可能性が無い訳ではない…

僕は鼻の下を伸ばしながら、股間を握り絞める…

…野上さん、実は真帆や茜よりもずっと小柄だったりする。
そのくせ、実は胸は真帆以上なんじゃないかと思うぐらいのサイズなのだ。
…そんな彼女に魅力を感じなかったのは、真帆の存在であり、秀人との不仲?が原因だったのかもしれなかった。

とはいうものの、秀人を妙に気嫌いしていたのは野上さんであって、秀人はというと結構野上さんを気に入っていた感はあった。
それは当然、このぐらいの歳の男子なら誰でも魅せられるだろう野上さんの豊かな胸を意識してのことであって、取り分け巨乳好きの秀人がそれを持った野上さんを嫌う筈もなかった。
現に秀人が真帆と付合うことになったと聞いた時、僕はなんで野上さんじゃないのか?と思ったのだ。

…とはいえ、僕は秀人ではないのだからそんなことはわからない。
…僕だって真帆の方が好きだったのだし。
それでも、野上さんの豊かな胸を想像するとなんだか心も気持ちもいろんなところが緩んでくる。
体操着やスクール水着で嫌というほど見て妄想してしまっていたのだから…

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