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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 223

逃げるように部屋を出ていく優ちゃんを見送りながら、アヤさんは"どっこいしょ"とお腹を庇いながらベッドに腰を下ろす。
「ホント優はネンネなのよね…まあいいは、一馬くんズボン脱いでよ。」
「うぐぇ!突然に何言い出すんでぇすかぁ!?!」
「別にいいじゃないパンツ見せるぐらい。それまで脱げとは言わないはよぉ〜」
「だからって、何で僕がパンツ見せなくちゃいけないんでぇすかぁ?」
「言ってたでしょ?『一馬さんがどんなパンツ穿いているか気になるぅ〜』って…」

「アヤさん…優ちゃんを身代わりにしたんですか?」
「まあ、そうなるわね。でも、興味あるよ、一馬くんのパンツ」
「…そうですか」
…抵抗してもいいが、そうすればアヤさんが無理矢理引きずり下ろしてきそうだ。

僕は渋々といった様子でベルトを緩める。
それでもそれは、威圧的なアヤさんの物言いに仕方なく屈服して、クラスの虐められっ子みたいに嫌々ズボンを脱ぐのかといえば、そうでもなかった…
それに今日掃いているパンツが普段、母さんが三枚千円で買ってくるパンツだったら、もっと抵抗もあったかもしれなかった…
たぶん僕は、父さんのあのパンツを掃いた瞬間から、誰かにこのモッコリとした膨らみを見せたかったのかもしれなかった…

「へえー、一馬くんもそういうの穿くのねえ」
「これが初めてなんですよ」
「秀人にも買ってあげようかしら?」
「あいつ、もうすぐ誕生日ですよ」
「あら、そうなの…いいこと聞いたわ〜」
アヤさんは僕のパンツを見ながら微笑んでいる。

「そんな見詰めないで下さいよ。コレって実物よかデカく見えるんですよ。」
僕は照れながらも自慢気に腰を突出し、張り付いた布を更に左右に引っ張って強調させて見せた。

「へぇ〜そうなの?… でも実物を知らないから何とも言えないなぁ~」
流石のアヤさんは、そんな僕のモッコリに怯むことも無く、観察するかのような視線をそこに向けてくる。

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