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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 218

「ちょっと待っててね」
優ちゃんを制し、僕は自分の部屋を確認しにいく。

それこそ不味いものがあったりしたらダメだよね。
第一印象で大きなマイナスになっちゃうし。
「よし」
幸い、見られちゃまずいものは目に見えるところには置いていなかった。
掃除もしたばかりだからな。

「いいよ、どうぞ」
「おじゃまします」
優ちゃんを部屋に入れる。

「うわぁ〜凄くシンプルで、男の部屋って感じなんですねぇ〜」
…それゃ、女の子の部屋みたいにぬいぐるみや小物でごちゃごちゃはしていないからね…

「それにすごくいい香りもしますぅねぇ。」
…香り?
そんな芳香剤など置いたつもりも無かった僕は、クンクンと鼻を動かし辺りを見回し、ギョ(゜o゜;!した…
優ちゃんの言う香りの根源は、昨晩ごみ箱に積もらせた…ティッシュペーパーの山からに違いなかった…

…迂闊だった…
「そ、そうかな?」
僕は適当に言って誤魔化してみる。

優ちゃんはベッドに座ってこちらを見る。
「それに、綺麗に片付いているじゃないですか?」
「うん…昨日掃除したからね」
「秀人さんのお部屋はもっとすごいですよ?」
「へえ…秀人の部屋に入ったことあるの?」

「ちょっとだけ覗かせてもらって…彩姉の部屋の奥間が秀人さんの部屋になっているんです。」
へぇ〜秀人はそんな所で生活してるのか〜
まあ考えてみると、結婚する前の秀人の部屋もめちゃくちゃだったもんな…

「でも漂ってきた香りは、この部屋と同じでした…
この香りって、男の人特有のものなんでしょうか?」

…はい…それは男の臭いですから、特有でしょう…
てか、秀人は結婚してからも、一人Hしてるんですね…

…アヤさんが出産を控えている今、他の女性としないと心に誓っている秀人だけど、さすがに欲を捨て切ることはできないよね…
溜まった性欲のはけ口はそれしかないから…

「秀人さんって、一馬さんのお家によく遊びに来てたんですよね?」
「そうだよ」

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