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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 214

…イロイロ妄想してそのまま眠りについて、目が覚めたら朝8時である。
…ちょっと寝過ぎましたね。

すぐに着替えて1階に下りようと思ったとき、携帯にメール着信があることに気づく。
「誰かな…お、アヤさんだ」

『今更なんだけど、実はね、私の妹も一馬くんや真帆ちゃんと同じ高校に入学するの。紹介したいと思うんだけど、空いてる日ってあるかな?』
アヤさんにも僕と同い年の妹か…
そりゃ5人も妹がいれば、いると思ってもおかしくないな…

…まあ梨花さんの店のオープンの日までまだ時はあるし、今日も自分はいたって暇人だった。
どうせ1人でいるとエロ動画を検索するか、もしくはTSUTAY○でエロビを借りてくるのが関の山で、そんな世界に耽っていると、あっという間に日も暮れてしまうのは分かりきっていた。

『うぃ〜ス!!今日はどうです?(^^)…アヤさんの妹さんに一刻も早く会いたいっすぅ==!(^@^)

僕は絵文字の入った文章を直ぐに返信する。

『一馬くんって意外と可愛いメールするのね〜w
じゃあ、今から準備して、一馬くんの家に妹連れて行こうかな〜?
お家には、一馬くんしかいないの?』

母さんはお友達とランチに行くと言っていたな。
話も盛り上がりそうだから夕方まで帰っては来ないだろう。
『はい、夕方までは僕一人です』
『そうなんだ、じゃあ今から行くね〜』

『あ、秀人も一緒ですか?』
『あの子は今日仕事なのよぉ〜。まあ、お父さんになるんだから頑張ってもらわなくちゃねぇ』
…そうだよな。社会人の秀人に春休みなんてもんは無いのは当然かぁ…まあ、日曜日にでも誘ってやろうかな?
などと考え、僕は携帯を切り風呂場に直行する。
何やかんやの夕べの自慰で、冬だというのに汗臭かったのだ。
まあ梨花さんの時みたいなことは無いにしろ、初対面の相手に、"臭う男"はちょっといただけないもんね…

服を脱いで風呂場に入り、シャワーを浴びながらふと考える。
アヤさんの妹…つまり秀人の義妹なんだよな…
そう考えると少し複雑な思いも抱く。
今から会う彼女は、アヤさんが秀人と結婚することにどう思ってたのか?
自分の姉が同い年の男と結婚するんだから、簡単には受け入れられなかっただろう。

でも不安はなかった。
アヤさんの結婚に反対だったら、姉の旦那の友人に会うことなんてしないだろうしね。

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