海で・・ 213
梨花さんだったら、誰にだって自慢できるパンツをくれるだろうな…などと考え、父さんのパンツを両手で広げる。
『悪い一馬、今日は母さんが洗濯するみたいなんで、お前の部屋に隠しておいてくれ!』などと言われ、手渡されたあのパンツだった。
好奇心旺盛な僕は早速パジャマを脱ぎ、それを身に着ける。
高価なものなのだろうか?伸縮性のあるそれはピッタリと陰部に張り付き、姿見に写った僕のモッコリは、やけに大きく見えた。
これは、なかなかいいかも…?
父さんにこのパンツをプレゼントした方、ナイスなチョイスだと思いました、はい。
…今の、洒落じゃないですよ?
…まあでも、あんまりはいてると父さんにも悪い。
すぐに脱いで、部屋のタンスに隠しておいた。
次に父さんがこれを穿けるのは、いつの日になるのだろうか?
パジャマのズボンを穿いて、再びベッドに寝転がった。
まああのパンツがこの部屋にある限り、母さんは元気だということだから、父さんには悪いけど、僕はそっちの方が有り難かった。
息子としては、やっぱり母さんを一番に考えちゃうのも無理もないんだ…
寝そべりながら、再び梨花さんの笑顔を見詰める。
…そうだ、あのパンツを掃いて、開店祝いに行ってみようかな?…
…パンツはさておき、梨花さんの店が開店した暁にはミキさんと真帆も連れて行こうと思っていた。
ここで初めて、中原家の三姉妹がお互いに初めて出会うということになるのだ。
…3人が一同に会すと、どうなるのだろう?
若干の不安はあれど、今なら、きっとみんないい関係を築けるはずだ。
『一馬くん、是非妹二人も連れてきてね♪』
梨花さんのメールの最後には、そうあった。
キューピット役になるんだというワクワク感と、もしかしたらとんでもないお節介になりはしないかというドキドキ感で、なかなか寝付くことが出来なくなった…
少しデモ気を紛らわそうと、梨花さんのフェラを思い浮かべ…
ミキさんに教えられた乳首を触り…
真帆に開拓された秘孔に指を立てながら…
僕は誰にも見せられない恰好をとりながら、自分だけの世界に耽った…