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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 207

「三擦り半でイチャたものねぇぇ〜」
「うぁ!思い出させないで下さいよぉ〜!始めての挿入が3分ももたなかったなんて、秀人にも言ってないんでぇすかぁらぁぁーー!」
「秀人くんだって同じようなものだったて、彩が言っていたはよぉぉ」
「へぇ?アイツは童貞じゃなかったのに?」
「ふふふ。1回や2回ぐらい経験していたからって、そんなのは童貞と変わりないものよ。」

…ん?真帆をあれだけも淫らに仕込んだのだから、秀人がアヤさんとヤッタ時は1回や2回じゃ無かった筈だよな?…
…ん?真帆をあんなにもHな女の子にしたのは、秀人じゃ無く…別の男なのか?

…それは、あまり考えたくなかったことだ。
むしろ、秀人が経験豊富で、しかしそれ以上にアヤさんがものすごいテクニックとか、名器の持ち主だったんじゃないかって考えもあったけど…

まあ、真帆の人間関係は僕や秀人よりも広いからな…
むしろ真帆が秀人を男にしたのか…そういう想像もできた。

そう考えてしまう程に、真帆は始めて寝た時から技に長けていた。
それを考えると、誰に教わったにしろ、真帆には元々そういう素質があったことには間違いは無さそうだ。
その恩恵に預かって、僕とて人には言えないようなアブノーマル的とも思える、Hな行為も味わってきたのだから、感謝はすれども批難がましいことなど考えてはいけない気もした。

車は僕の家に着いた。
「ありがとうございました」
「また暇があったら一緒に運動しようね」
「はい」
ドアを閉め、走り去るミキさんの車を見送った。

「ふぅ…」
部屋に戻り、ベッドに寝転がり一息つく。

ミキさん、真帆、唯先生、由佳里さん、梨花さん、茜…
この半年くらいの間に6人もの女の人と関係を持ったことは、男としては恵まれてるのかなぁ、とふと思った。

寝そべった状態で、姿見に写った自分自身を見る。
やっぱ、恵まれてるよな…
格好いい訳でも何でも無い…何処にでもいそうな純日本人…
ここだって…
鏡に向かい、ズボンを下ろす…
相変わらずの、皮っ被り…
こんな僕が半年間に6人もだもんな…
やっぱ、恵まれ過ぎだよな…

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