海で・・ 190
それは秀人が間違って借りてきた、マニア専門のAVではあったのだが、心無しか僕はそれに魅せられ、秀人に無理言って一晩貸してもらったことがあったのだ。
確かあの時のAV男優は、水着を直ぐには脱がしはしなかった…
脱がしたい欲望もある、でもあのAVのようなこともしてみたいかも…頭の中にそんなことはが渦巻く。
僕は水着越しにミキさんの乳房を揉みしだき、ツンと勃ちあがった乳首に、生地越しに舌を這わせていく。
決していい感触はしないけど、乳首の感触はしっかりとわかった。
さらに僕は水着のハイレグ部分に右手を持っていき、指でそこを撫で回す。
「あぁ~ん~…ぁぁあ~ん」
ミキさんから喘ぎと共に甘い吐息が漏れ、エコーの掛かったように広い空間に響き渡る。
僕はそれでも怯むことなく、ハイレグの切れ込みに指を入れると、それをグッと上部へと引き上げた。
水着をずらして見えた割れ目に、そのまま指を這わす。
プールの水滴とも愛液ともどちらにもとれる液体がそこに集まる。
「あっ、あんっ…」
ミキさんが身体を捩らせる。
割れ目の周辺を指で撫で回し、そこが濡れてくるのを心待ちにしながら舌で乳房をいじり倒す。
心待ちにする僕自身は、双玉に熱を孕み、ヒクヒクと律動しながら汁を滴り落とした…
水着を脱がさないでミキさんを焦らしていたはずが、先に興奮したのは、僕の方だった。
「どうです?…こういうの…燃えません?」
僕は余裕の無い声で、ミキさんに言う…