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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 188

背後に回られ、伸びた手に海パンの結び紐が解かれる。
「ふふ、泳ごぉ。」
ミキさんは僕の両手を取り、勢なりに泳ぎ始めた。
「うわぁ〜ちょっとぉっ、ミキさーん!」
両手を掴まれていては抑えることもでぎず、僕の海パンは水面に浮かんでしまった。

「ちょ、ちょっと、ミキさん!?僕の海パン、あんなところに!」
「ふふふ、言ったじゃない。今ここは私と一馬くんの二人きり。全裸で泳いだって問題ないわ」
「そ、そういうことじゃ…!!!」
ミキさんは僕の手を引いてそのまま進む。
「いい感じだよ」
「あ、え、いや…」
まるで泳げない人に泳ぎ方を教えるコーチのようだ。

そのまま手を引かれて、25mコースの反対側まで来てしまった。
僕の海パンは遠く向こう側に浮いている。

誰もいないとはいえ、恥ずかしい思いと、誰かが来たらどうしようという不安な気持ちが入り乱れる…
それでも、一糸まとわぬ産まれたまんまの姿で泳ぐことが、こんなに気持ちいいのだと、体感していることも事実だった…
「裸で泳ぐって、気持ちいいでしょ?」
手を離し、ミキさんが微笑む。
「は、はい…なんか凄く開放的です…」
「ふふ…よかった!…」
ミキさんはそう言うと、すぅ―と水の中に消えといく…

…どこへ?そう思った瞬間
!!!
股間にゾクゾクと来る衝撃を感じる。
「えっ、ちょ、ミキさん!?」
水面に這い上がってくるようにミキさんの手が僕に伸びてくる。
「いや、あの、ちょっと?」
「うふふ、ビックリした?」
「まあ、そりゃあ」
「ふふふ…でも水中からだと息が続かないなぁ。一馬くん、そこに座って」
僕はプールから出て、その縁に座らされる。

直接に尻に感じるザラザラとしたコンクリートの感触が気持ち悪かった。
小さな波がピチャピチャと縁を叩き、僕の玉を撫でてきた…

膝下だけを水中に浸けた僕のその間から、濡れた顔を出すミキさん…
僕は慌てて股間を両手で押えた。

僕のは、この状況についていけないからなのか?
それとも、温水といえども水に浸かっていたせいなのか、子供のモノののように小さく縮じみ込んでいたのだ。

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