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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 178

「僕なんてまだまだですよ…もっと経験を積んで、ミキさんと真帆の期待に応えられる男にならなくちゃ…」
「愛しているのね…2人のことを…」
「あ、もちろん梨花さんのことも大好きです。今日のセックスは一生忘れないと思います…」
「それは私も一緒だは…こんなに優しい気持ちで出来たの…生まれて始めてだから…」
「また…シテもらえます?」

梨花さんはそれには答えずに、僕の頬に手を宛てがうと、そっと優しいキスをくれた…

「梨花さん…」
「そのときは、私からも、お願いしたいな」
「…はい!」


―「…そんなことがあったんだ」
「別人みたいに、優しかったですよ」
翌日、僕はアヤさんに誘われ、二人でドライブという名のデート?をしていた。
アヤさん曰く、ミキさんには事前了承済み、だという。

「梨花さん、こっちに来てどうする、って言ってたの?」
「趣味で小さなカフェを経営する、なんて言ってましたね」
「へぇ…そうなんだ」

「機会を見つけて、ミキさんと真帆を連れて行くつもりです…」
「そうなんだ…一馬くんは中原広隆の美人三姉妹を抱いたんだものね…」
「あ、はい…」
確かにそうだった…
決して意図したことでは無かったが、結果としては血のつながった三人の女性を僕は抱いたのだ…

それでもそれに後悔は無かった。
それどころか、三人を抱けてよかったとすら思っている自分が確かに存在していた。

「一馬くんは、やっぱり私の思ったとおりの男の子だった」
「そうですか?」
「うん、一馬くんほどの優しい子は、今まで会ったことがないよ」
アヤさんにそう言われると、嬉しくもあるけど、秀人のことを思うと少し複雑だ。
「あ…でも、秀人がどうとか比べてるわけじゃないよ?」
…アヤさん、もしかして貴女はツンデレですか?

「ところで、アヤさんに5人も妹がいるとは初耳でした」
「秀人から聞いたのね」
アヤさんはくすりと笑う。

「はい、なんだかアヤさんとの結婚…皆が皆賛成って訳でも無いって…」
「ええ…どうしても世間体を気にするのよね…両手挙げて喜んでくれたのは、唯ちゃんぐらいかな…」
…先生
「そういえば…唯ちゃん、一馬くんに感謝してたはよ…
鈴木くんと関係が持てて、いろんな事が吹っ切れたって…」
「あ、アヤさん…知ってたんですか?…」

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