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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 169

いったん身体を起こした。
梨花さんは優しく微笑んで、僕を見つめた。
「あのときよりも、男らしく、たくましくなってる」
「いろいろあったんです」
「妹とも、こうしてるのよね?」
「ええ、まあ。その『妹』が二人いるのは梨花さん、ご存知になられました?」
「紀代美さんから聞いたわ。私よりも、苦労されたみたいで…申し訳なかったの」

繰返す紀代美さんへの謝罪の言葉で、逆に今まで、梨花さんはどれほどに紀代美さんを恨んでいたかということがよく分かった。

「誤解があったんですから、仕方ないですよ…もう過去のことじゃないですか…」
「そうよね。腹違いとはいえ、妹が2人もいることが分かったんですから、それだけでも喜こばなくちゃいけないはよね…」
「そうですよ!前向きに考えましょう!」

「私も…姉妹の仲に混ぜてもらって…い…い?」
梨花さんの細い指が、僕の股間に宛てがわれる…

「は、はい…!」
身体がゾクゾクと震え上がる。
思わず、あのときを思い出した。

…でも、今は違う。
あの時、目の前で妖しく挑発していた女性は、今は心優しい顔をしている。
「ふふ、元気ね…」
僕の分身はすぐに興奮状態に導かれる。
「開けちゃうね」
梨花さんは僕のズボンのファスナーを下ろしていく。

飛び出すトランクスの膨らみは流石に恥ずかしかった。
その薄布さえも、捲り上げられ…下ろされる…

「綺麗だは…」
今まで、僕のを見た女性たちの誰もが口にする言葉を、梨花さんも発すると
「一馬くんの総べてを象徴しているみたい…」
と、指で作った輪っかでそれをくぐらせる…

「そんなに見られると、恥ずかしいですね…」
「男の子でもそうなのね」

梨花さんは顔を僕の分身に近づける。
「あの時は、ごめんね」
そう言って、分身に軽く口づけする。
そして、僕の分身を、そっと咥え込んだ。

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