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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 159

「あっ、あっ、ああ〜ん」
茜のほうはというと、徐々に解れてきたのか甘い声を上げるようになって来た。
僕のほうは余裕がないけど、茜が気持ち良いなら嬉しい。

「ああっ、あ、あ、あっ!!!」
徐々に茜のほうも昂ってきているようだ。
「あっ、あ…一馬ぁ、好きぃ、大好きぃ!!!!!」
…茜が僕の名前と『好き』を連呼する。
彼女の内に秘めた気持ちが、僕には嬉しかった。

背に回され指にかき毟られて、鈍痛が幾度が走る。
多分、爪による引っ掻き傷が、幾つもの線をつくっているのだろう…
それでも今の僕にとっては、返ってそれがありがたかった。
意識を少しでも結合部から離そうと、自らの爪で尻肉を抓ったりもしていたのだ。

―限界は近づいていた。
…正直、よくここまで保てたなと思った。
挿入してからあの肉襞の攻めによって、即発射、なんて危険性だってあったからだ。

「あっ、あ、ああ、一馬、一馬ぁ、も、もう…」
「茜…っ、僕も、もう…」
「あっ!んぁあああっ、ひゃああああああ!!!!」
最後の力を振り絞って腰をせり出すと、茜がひときわ大きい声を上げる。

と、同時に肉襞が大きくうねり、僕の根元から先端に掛けて螺旋状にラウンドを始めた。
「くっぁ!!」
僕はそのあまりの衝撃に、顎を上げ天を仰ぐ。
既に大量なる先走りにより、スキン先端は大きく膨らんでいると思えた。
もしかしたらその中に、多少の精液も漏れているかもしれなかった。

「あ!ぁ!茜ぇぇぇ…っ!!…」
もはや、これが気持ちいいのかすらも分からなくなる程に、僕の意識は渾沌としていた…

「も、もうダメだ…」
「あっ、あ〜ん、一馬ぁ、あたしもぉ…」
茜も限界寸前のようだ。

『ああああああああああああ!!!!!!!!!』
お互い同時にイッた。
身体から一気に力が抜けて、僕は茜の身体に覆い被さった。

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