海で・・ 114
(ミキさんのマンション!)
思ってもいなかった誘いに僕の心は色めきだった。
合わすように、勃ちっぱなしのズボンの中がヒクヒクと律動する。
こんな姿を隣に座る真帆が気づいたら、絶対に脱がされるだろうと思い、僕は慌てて脚を組みそれを隠した。
「あ、そうだ」
ミキさんが言う。
「もうすぐお昼だけど、どうする?どこかで外食にしようか…」
「ミキさんの手料理で!」
真帆が元気よく言う。
「えっ…そんな、簡単なものしか出来ないけど、いいの?」
ミキさんは少し困った顔をする。
キッチンに立つミキさん・・?
その姿は余りに不釣り合いに思えたが、興奮した僕の頭の中では既に、全裸にエプロンだけを着けたH過ぎるミキさんの姿を妄想していた。
「手伝います!何でも言ってください!」
僕は狭い車内には不必要な程に、大きな声を出したいた。
「そう?ありがと」
ミキさんは少し戸惑いながらも、微笑を絶やすことはない。
「私も手伝います!」
僕の隣で真帆も元気に言い放つ。
そういううちに、ミキさんの暮らすマンションに着いた。
「凄いマンションですね!」
子供のように窓に貼り付き、高層マンションを見上げる僕の膝に真帆の掌が置かれた。
「駐車場は地下なのよ。」
ミキさんがハンドルを切り、その揺れで真帆の手が僕の内腿に滑り来る。
「ふふ。ずっと勃ってたんでしょ?」
真帆は小さな声で囁くと、僕の双つの陰嚢を柔んわりと揉んできた。