海で・・ 1088
行きよりもスムーズで、あっという間に家に着いた。
まだ日は明るい。
「一馬くん」
「ん?」
「今日、家にお父さんとかいるかな?」
「外出してるけど、帰ってきたかな?」
家の前まで来た。父さんの車はない。
「まだ帰ってないね」
「よかった…ちょっとシャワー浴びようかな」
「シャワーだけじゃなくて、ちょっとくつろいでいってもいいから」
おっと…みゆきさんがいる手前、そういう訳にもいかないかな?…
「実は今、新しい母さんの妹さんが手伝いに来てくれているだよね…」
言わない訳にはいかないよね;.
「あらぁその事ならみゆきさんに聞いているよぉ…」
な、なんだよ;.ミキさんは知っていたのかよ;…
まあみゆきさんはミキさんとは同僚だから、そういう話があってもおかしくはないけどね。
「みゆきさんは?」
「父さんと一緒に病院に…まだ連絡はないけど」
「そう…いつ帰ってきてもいいように早く済まさないとね」
それゃあそうだろう…
潮風に当たった上に僕の汗と精液にまみれたんだから、ミキさんが早く入りたいのは当然だよね…
きっと梨花さんの所に行っていた時も我慢していたんだろう。
「みゆきさんが知っているなら急がないでも大丈夫ですよ。ゆっくり浴びて来てください。」
僕はバスルームまで案内する。
「一馬くんも一緒に入らない?」
「えっ…?」
脱衣所まで来たところでミキさんが言う。
「ほら、さっき車の中で…汗になったしずっとにおってないか気になって…それに、お風呂の中なら大丈夫…」
ミキさんは微笑んだ。
…その瞬間、股間がムクムクと膨らんでいく気配がした。