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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1085

「協力って?…」
「設計を依頼したデザイン事務所の方なの…」
「うわぁデザイナーさんなんですか?…」
なんだか憧れる職業だ…

「いや僕なんてまだ新人で…使いっぱしりみたいなことしかしていませんよ;…」
木崎さんは照れながら頭を掻いた。

自分の手柄を自慢することなく謙虚な感じ…好青年だと思う。
ホントにいい人なんだな、梨花さんとはお似合いだと思う。

「木崎さん…」
ミキさんが呟く。
名前に聞き覚えがあるのかな?

「あの、木崎さんって、妹さんっています?」
「はい…今高校生ですけど…」

…もしかして、茜のことなのか?

そう思うとなんだか目元とか茜に似ている気がする…
あれっそういえばアイツのお兄ちゃんとは子供の時に一緒に遊んで貰った記憶があるけど…

「もしかして木崎さんって…」
「はは、やっと思い出してくれたかい?…鈴木一馬くん…」

茜にはお兄さんが3人いる。
この敦さんは一番上のお兄さん…幼い頃はよく遊んでもらったな…

「一馬くんとも知り合いだったの?」
「ああ…懐かしいね」
人間関係って思ったより狭いんだなと感じてしまう。

「同居しているんですか?」
「ええ…彼は仕事でも人生においても、大切なパートナーだもの…」

「うわぁ〜!おめでとうぅ!…」
ミキさんは嬉しそうに梨花さんに抱き着く。
さっきの再会のハグといい、この姉妹ってやたらスキンシップとるんだね…

「それで…おめでただって聞いたけど…」
「やだぁ咲乃ねぇ;…まだはっきりとは分からないのよ…」

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