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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1078

「一馬くん、すごい…熱い…気持ち良かった」
「ミキさん…」
前髪を掻き上げ、ミキさんの表情を伺う。
満足しきった笑顔。

「絶対、一馬くんと離れない。離れたくない。大好きだよ」
「ミキさん…」
そのまま唇が重なる。

性欲を伴はない優しいキス…
車内に溢れ来る日溜まりの中、僕とミキさんはそんな優しいキスを何度も交わし合った…

「そろそろ行く?…」
まったりとした微睡みの中、ミキさんがウェットティシュで僕の身体に付着した汗と精液を拭ってくれる…

「そうですね…明日は休みじゃないし…」
それを考えると、早く梨花さんのところに行かないといけないよな…

時間を見ると、ちょうどお昼ごはんにいい頃だ。
ミキさんは下着をつけ直し、服を着るとすぐに運転席に座り車のエンジンをかけ始める。
僕も急いで服を着て助手席に移る。

「ふふっ、お腹すいちゃったあ」
「僕もです」

性欲が満たされた後は食欲だ…
咲乃さんの料理の味を思い出すだけで、口の中に唾が沸き上がってくる…
咲乃さんの作る料理は、僕が食べた今まででの中で1番美味しいと言っも過言では無いからね。

「楽しみだなぁ、今日のランチとかあるんですかね?…」

「日替わりのとかでしょ?今日は日曜だからあるのかなぁ…ランチって平日に安くなるイメージある」
「ですよねぇ」
さっき通った道を逆に進む。
太陽の光が眩しくなった。

「予約とかしたんですか?」
「ううん、たぶん大丈夫だろうと思って」

店まで戻ってきた。
まだ混んではいなさそう。止めて車を降り、中に入る。

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