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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1046

「そ、そういうんじゃなくて…」
…これ以上したら露骨かなぁ。別にみゆきさんの気を引きたくてやってるわけじゃないんだけど。

でも、みゆきさんの手料理もあかりさんに負けず劣らず美味しいものだ。
きっとみゆきさんにもそのうちいい人がやってくるんじゃないかなぁ。

「そういえばみゆきさんは一馬の学校で…」
「はい、一馬くんのクラスも担当してるんですよ」

晩御飯を食べ終えると、僕は2人を邪魔しないように2階に上がる。

なんだか綺麗に片付いた部屋…
ベットの脇には、床に読み散らかしたままになっていた筈のエロ本が綺麗に詰まれていた…

あちゃー;…みゆきさんが片付けてくれたって訳かよ;…
ティッシュで山となっていたごみ箱も、すっかりと空になっているし;…

なんだか女性には見られたくは無かった自分の恥部を覗かれてしまったようで、赤面してしまうよ;…

あかりさんも今までは理解はしていただろうけどあえてなのか踏み入れはしてこなかった僕の聖域。
みゆきさんはあっさりと…しかしここで根に持ってはいけない。
僕は仕方ないと思いながら元あった場所にソレを戻す。
…バレないよう処分するのも考えようか。

夕食から数時間。
宿題を済ませ少しベッドでウトウトしてしまった。
さすがに父さんもみゆきさんも寝たのかな…

「あ、起きたぁ?…」

ぅうぉおい!?
な、何でここにみゆきさんがいるんですかぁあ?

「ど、どうしたんですか?…一体;」
「お父さんお酒に弱いのね…もう寝ちゃったのよ…」

それはそうかもしれませんけど、それって答えになっていませんから;…

「だからって、なんで僕の部屋に」
「明日は休みだから、遅くまで起きてていいんだよ」
それも理由になってませんけど…

「父さんとはいい雰囲気でしたから」
「うん、お姉ちゃんが惚れるのもわかると思う…これ以上一緒にいると、何かが私を…」
みゆきさんはどこか寂しそうな、複雑な表情を浮かべた。

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