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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1045

スワェットパンツを穿いただけの上半身裸の僕と父さん…
その姿に仄かに頬を赤らめるみゆきさんを見て、ちょっとマズかったと気づく;…

「あっごめんごめん;…普段いつもこんなんだからつい…」
父さんはタオルで髪を拭きながら、照れたように笑う。

「いえ、気になさらないでください…思った以上に素敵なんで驚いただけですから…」

いや、素敵って、今ここで使う言葉じゃないんじゃ。
みゆきさん、チラチラ見ながら顔赤くして…そんなに気になります?

「ふふっ、生活感出てますね」
「そうですかね…」
恥ずかしそうに頭を掻く父さん。
あかりさんに瓜二つで性格の違うみゆきさんに照れてしまったのかな…

それにしても僕も裸だっていうのにみゆきさんはぜんぜん見てはいないし…;
まあ男の趣味はあかりさんと一緒ってことなんだろうけど…
見られていないことをいいことに、僕はその恰好のままで食卓に着く…

「あらぁそんなままだと風邪引くんじゃない?…」
なんだよ;…やっと気づいてくれましたぁ?

僕だって見られたくてそうしてるわけじゃ…と言い訳しながらスウェットを取りに行く。
父さんは…動こうとはしない。そっちには何もなしなんですか。

「うん…みゆきさんの手料理と美味いな」
「ふふっ、ありがとうございます」
…まるで夫婦のよう…いやいつもの風景に見えてしまうけど、今はそうじゃないんだよな…

「うぉほん…」
僕はあえて2人を邪魔するように咳ばらいをする。
だってこのまま2人がいいムードにでもなったら、流石にマズイだろうからな…

「あらぁ、やっぱりあんな格好のままでいたから、風邪引いたんじゃない?…」
そう言って僕の額に手を翳してくるみゆきさん…

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