海で・・ 1037
熱く火照った身体を抱き抱え、奥のソファーの上に横たえさせてあげる…
それにしても凄い締め付けだったよな…
指を見ると、夏のプールに長く浸かっていた時みたいにシワシワになっていた…
あんな中にモノを挿れたら…どうなっちゃうんだ?…
恐さ半分、興味半分って感じだ…
美優ちゃんは気を失っていて、しばらくは目覚めないような気がした。
今日のところは、この海パンをはくのはないかな、申し訳ないけど。
「ありがとう、また今度見せるね」
「ん………」
反応したのかしてないのかわからない返事のようなものを発した美優ちゃん。
僕はその姿を確認して一度更衣室を出た。
辺りをキョロキョロと見回し、誰もいないことを確認しトイレに向かう。
一応パンツは穿いてきたけど…こんな姿を女子に見られる訳にはいかないもんね;
慌ててトイレに駆け込み、並んだ便器の前に立つ。
パンツを捲り上げるとニョッキとしたモノが顔を出す;…
尿意を感じながらも、ソレは全く衰えてはいなかった;…
「なんだ一馬、そんな格好で…」
ゲッ!…やばい;
恐る恐るその声の方を向くと涼が立っている。
「なんで涼がここに…」
「演劇部の拠点が近いって言わなかったっけ。校舎の中に行くよりここのが近いんだよ」
「そうだっけ…」
「しかしそのカッコ、練習に参加したのか?」
「違うよ…園田さんって知ってる?彼女がデザインしたって水着をだな…」
「穿かされたのかよ?…」
僕の横に立ち、チャック下ろす涼…
何も真横に来ることも無いんじゃないの;…
「あ、いや…結局穿きはしなかったけどさぁ…」
まあこれは嘘を着くことでも無いしな…
「穿きもしないのにパンツ一丁で何やって…ゲッ!;お前勃ってんじゃん…」