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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1032

「無理してないよね?私も行き過ぎたもの作っちゃったから…もうこれは…」
「試しにはくだけだよ。一度でもテストしてみないと、コイツもかわいそうだろ?」
「ふふ、一馬くん…」
美優ちゃんはクスッと笑った。

「じゃあ、私たちだけの秘密ね」
美優ちゃんはそう言って、男子更衣室のドアを開けた。

シーンと静まり返った室内…
水泳部男子は今だ活動停止処分なんだと思うと気の毒にもなる…
藤堂先生がいれば、奴らの罪ももう少しは軽くなるんだろうけど…

「そう言えば一馬くん…妹さんが出来たんだってぇ…」
ああ成美だな…女の子ってホント噂好きだよな…

「うん…この歳になって妹がね。大きくなったころにはおじさんだよ」
「ふふ、お母さんになった人は元気?」
「うん、そのうち退院すると思う」

美優ちゃんが僕に例の海パンを手渡す。
こうしてみると生地は薄いし結構小さい。サイズに合うかなぁ。

「私も女子用の着てみるね」

僕の見ている前で徐に制服を脱ぎだす美優ちゃん;…
一応僕は“男”なんですけど;…

「あ、あの;…もしかして美優ちゃんって男兄弟の中で育ったとか…?」
こんなにも堂々とブラジャーを見せられると、逆にこっちの方が目のやり場に困ってしまう;…

「それってよく言われるんですよね…、そんなに私って男っぽいのかしら?…」

「そこまで堂々としてるとそう思っちゃうよ」
「そうかなぁ…私ひとりっ子なんだけどなぁ」
…むしろそれで自由過ぎるのかも。

「一馬くんも早く穿いて」
「うん…」
美優ちゃんから少し遅れて僕も着替える。

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