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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 104

「気にすることないよ。前はよくここで1人Hしてたじゃない。それを思うと何を今更って感じよ。」
(ゲェ!?)
「知ってたんですか・・?」
僕は額から汗が吹き出してくるのが分かった。

「そんなに赤くなることないって。
秀人なんて、私が隣の部屋にいるにも関わらず、女の子連れ込んだのよ、
だから1人Hなんて可愛いものよ。」

真帆のことだと思った・・
秀人がこの部屋に連れ込んだ女の子は真帆に違いなく、真帆はこのベッドの上で処女を失ったのだ・・


「一馬くん、昔よりずっとカッコ良くなったし、逞しくなったね」
「そ、そうですかね?」
「うん、私はそう思うよ」
「ありがとうございます…」
由佳里さんにそう言われると、嬉しいけどどこか照れ臭いというか、小っ恥ずかしいというか…

「素敵な彼女も見つけたのかな?」
「あ、ああ、まあ、はい」
まさかそんなことを聞かれるとは思わず、曖昧な返事しかできなかった。

「照れることないよ。大切に思える人がいるって素敵なことひゃない・・」

由佳里さんは床に落ちたままの僕のジャージを拾い上げようと、身を屈める。
その拍子にTシャツの襟元が撓み、乳房の膨らみが僕の目に飛び込んできた。

(・・・・・ノーブラ?)

僕は慌てて目を反らし、それに気づかれないように足を組む。


…しかし、男というのは情けない生き物である。
服の隙間から見えた由佳里さんの豊かな胸…それを頭の片隅で想像するだけで股間の興奮は一気に高まる。

「…その彼女さんには、申し訳ないんだけど」
「はい?」
「この前、久しぶりに一馬くんに会ったとき、私、すごくドキドキしたというか、胸がときめいたというか…」
「それって…」
「私、一馬くんのこと、好きだったのかな、なんて思って…」

「ほ、ホントですか?・・」
「あ、ごめんなさい。一馬くんにとっては、私なんかもうオバサンよね・・」
「そ、そんなこと無いです。由佳里さんは素敵です・・」
ドキドキした。
由佳里さんの顔を見れず俯くと、トランクスを突っ張らせたその先端は、先走りで黒く変色していた。

「それでも中学生のカノジョさんと比べると、オバサンじゃない?」
「真帆は同級生だけど・・」
「?・・だけど?・・」
「もう1人の人は、22歳です・・」
僕はミキさんのことまでも、由佳里さんにカミングアウトしていた。

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