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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 1024

…何にしても中途半端な僕の悪いところかもしれない。
本当なら決めなければならないのに。

「ごめん、力になれなくて」
「いいよ。別に入部しなくても一馬はいつも私たちのこと見守ってくれているし…優しいもんね」
成美が僕の背中を、頭を撫でる。

こうしてもらうとなんだか甘えたくもなる…
成美が姐御タイプなのは分かっていたけど、ここまで包容力があるとは思ってもいなかったよな…

「そう言って貰えると嬉しいよ…」
僕は寄り添い、成美の肩に頭を乗せる…

「困ったことがあったら何でも言ってよ。私だけじゃなくて部のみんなとか、瑠璃や瑞穂にも力を貸してもらうことだってできるからさ」
「うん、ありがとう…」
成美は僕を優しいと言ってくれるけど、今は成美の優しさが心に沁みるよ。

「そんな一馬が好きだな。脩とは違う男の魅力を感じるよ」
成美は僕をギュッと抱きしめた。

額に掛かる熱い息…
僕は首を掲げ、その唇にキスをする…

背中に回る成美の手が僕の尻に向かい下りていく…
そしてその片手はベルトとの隙間から、ズボンの中へと入り込んでくる…

「ぁう;…」
尻の割れ目を滑り来るその指に、僕は成美の口の中で雲ぐもった声が漏らしていた…

「一馬のココ、元気になってる」
耳元で成美が楽しそうに囁く。
安心して身を委ねると、こうなっちゃうんですかね。

「じっとしてね」
成美はゆっくり、僕のズボンを下げる。
「あ、成美…」
「私に任せて…気持ち良くしてあげる」

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