海で・・ 1018
「ああ…」
いつもながらこの瞬間は力が入る。
締め付けを合図にして僕は唯の中に出し入れを始め、それを徐々に早めていく。
「ああっ、あんっ、一馬っ、きてる、奥に…いいっ」
唯は僕のお尻に必死にしがみつくように手に力を込める。
ああなんだか気持ちいい…
中のソレはもちろんのこと、尻を触られていることに敏感に感じてしまう自分がいた;…
「あぁ〜ん…もぉ一馬は最高ぅぅぅ!!…」
僕だって唯みたいに喘ぎ声を出したいところだけど、尻を触られて悦ぶ自分なんて唯に気づかれたくはなかった…
今はただ襲い来る快感を我慢するため、ひたすら突く。突きまくる。
唯が僕に与える締め付けはどんどん強くなる。
「ああ〜っ!!いい、いい、一馬の、すごくいいの〜っ!!!」
「唯っ、唯もすごく締め付けて…」
「ああ〜ん、もっと、もっと来てぇ〜!!」
ねだられなくてもそのつもりだ、僕はさらに唯に向かって己を打ち付けた。
パンパンとした叩音が辺りに響き渡る…
もしかしたら階下の教室には、聞こえているかもしれないよな…
そう思いながらも、もう後戻りなんて出来る訳が無い…
指導室に呼ばれようが停学になろうが、今の僕には怖いものなんて何も無かった…
気持ち良く唯の中に全てを吐き出したい…
ただそれだけだった…
「ああ〜ん、もうダメ、イッちゃうよお…」
「唯、僕ももう…」
「いいよ、一馬の、今日は大丈夫だから全部出していいよ!」
「唯…っ!!」
そのまま熱い塊は唯の中を満たしていく。
いつも以上に熱く、多く出た、そんな気がした。