海で・・ 1001
そう言いながら膣内をキュッと収縮してくる恵さん…
「うっ;…」
攻めているつもりが、実はそうでも無いことを思い知らされるよな;…
それでも僕はそれをコントロール出来る程の大人でも無く…早くイこうが何であろが、気持ちいぃことをお預けに出来る訳も無かった…
半ば捨て身の心境で腰を激しく振り、両手で恵さんの乳房を揉みしだく…
「ああ、んんんんっ、あっ、あああっ!!」
恵さんが悲鳴のような喘ぎ声を上げる。
苦しいかもしれないだろうが、ここまで来ると僕ももう自分を制御することが出来なくなっていた。
「か、一馬くん、ああっ、ああああっ!!」
「恵さん、これが、セックスなんですよ…」
恵さんに言っているようで、実は自分に言っているようなもんだった…
“これが本当のセックス…”
相手を思い合いながら、互いに極みに上り詰める…
意思の疎通に似て、セックスって独りよがりになっちゃ、気持ち良さも半減しちゃうもんだしな…
「さあ恵さん…一緒にイこう!」
僕はもうそこまで来ている限界を放つべく、恵さんの奥深くへと腰を迫り出す…
「あんっ、もうダメ〜!!」
恵さんは身体をビクーンと激しく仰け反らすとそのままぐったりとベッドに身を預ける。
先に恵さんがイッたのを確認して僕も熱い塊を放出させた。
「恵さん、最高でしたよ」
愛を持って、お互いに満たされ絶頂へ導かれる。恵さんにそれを味わってもらえたのが何より嬉しかった。
しばらくマッタリとした時間を過ごしていると、恵さんは僕の腕の中で寝息を立て始めた…
きっと緊張や何やらで疲れたんだろうな…
僕は額にひとつだけキスを落とすと、そっとベットから抜け出し、床に散乱している服を着る…
このまま帰るのは悪い気もするけど、こんな気持ち良さそうに眠っている恵さんを起こす気にはなれなかった。