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天使なお嬢様
官能リレー小説 - 年上

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天使なお嬢様 5

「萌さん、萌さんっ!!もうダメですっ!!」
「一樹くん……一緒に、一緒にぃ…」
萌は一樹の背中に絡めていた両足を回す。
深くつながった2人は、ほとんど時同じくして絶頂に達する。

「うぅっ、くっ…!」
「あぁああああぁ、きたぁあああぁっ!!!!」
萌の膣に、一樹の熱い熱い欲望の塊が注がれていく。

お互い力尽き、しばらくの間抱き合ったまま過ごした。

「一樹くん…あったかい」
「萌さん、とても、気持ちよかった」
「私も」
萌が一樹と唇を重ねる。

「一樹くんのこと、好きになっちゃった。もっと、いろいろしたいな」

一樹と萌はお互いの連絡先を交換した。
互いの住む場所と一樹が受験生なのもあって会う機会は多くは作れないが、萌の半分悪戯の混じった写メで一樹は元気をもらっていた。ついでに、ちょっとだけオカズにもした。

涼しくなってきたころ、2人は久しぶりに会うことにした。
秋物の服を着ても、萌のボリューム豊かな胸は際立っていた。

「どこに行きます?」

「どこなんて決めないでさ、2人で一緒に、ねっ」

一樹の先を小走りで駆け、振り返ると萌はそう言って笑う。
受験勉強で少々お疲れモードの一樹には、そんな彼女は十分すぎる癒しだった。

やがて駅にたどり着き、2人は電車に乗ることにした。
階段を上りホームに上がるとちょうどいいタイミングで電車が到着して乗り込む。
ドアの前に立つ萌。一樹はその隣に立つ。

2人並んで車窓の風景を楽しむ。

「いい天気」
「そうですね」

電車が次の駅に到着。
ドアが開くと…休日にもかかわらず大量の乗客が乗ってきた。
小柄な萌は押されて苦しそうだ。

「な、なんでぇ…」
「萌さん、大丈夫ですか?」
「な、なんとか…」

ドアが閉まり電車がゆっくり動き出す。

(!!!)
萌は下半身の違和感に気づく。
背後から男がお尻を触っていた。もちろん一樹ではない。

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