萌は受け止めきれなかった精液が付いた唇とその周りを拭き、一樹に蕩けたような笑顔を見せる。
一樹はそれに見とれ、黙りこくる。

「一樹くんに、私、あげちゃう…」
「えっ？」
「もっと気持ちいいこと、しよ…」
萌はスカートとパンティを一気に脱ぎ去る。
そして一樹の目の前で股を開く。

「一樹くん、セックス、しよ…」

萌の蜜壺は愛液でグチョグチョになっていた。
今まで感じたことのなかった身体の熱さ、一樹に奉仕してる間にこんなに濡れるなんて、正直予想外だった。
それだけ自分は一樹を欲している。恋している。
一樹のモノに酔いしれたい、激しく犯されたいという願望がヒシヒシと沸いている。
初めての経験だった。

「萌さん…」
「早く…一樹くんの、ココに、入れて、一つになって」

頬を赤く染めて、ハァハァと荒く息する萌の姿に、一樹は逆にカチンコチンに身体を固くしてしまう。

「はぁ、あぁ…一樹、くん…はやく、はや、くぅ…」
「もっ、萌さん、大丈夫ですか、熱あるんじゃ…」
「うん、熱、あるかもね…でもね、これは一瞬でよくなるの。私が、一樹くんのモノになればね…」

「じゃあ…」
一樹が意を決して、萌の上に覆いかぶさった。
「ここに、思いっきり、ぶち込んで、っ！！」
くぱぁと開いた割れ目の先。一樹は恐る恐る自らを近づけ、押し込む。

「はぁ、あああああぁっあっ、一樹くんのおチンポ来たよぉおおおっ」
「うわぁあ、熱いですっ…！！」

「すごいっ、こんなに、っ、硬いの、奥まで入ってるっ…」
萌の意識がぐらつく。
一樹の童貞をもらった、乃はいいが、彼のモノはあまりに強烈過ぎた。
本来ならば年上の自分がリードしなきゃいけないのに、これはダメだ。今すぐにでも絶頂に達してしまいそう。

「いい、よ、一樹くん、動いて…」
「うっ……」

一樹も苦しかった。
萌の膣はあまりにもきつかった。
狭い膣がこれでもかと言わんばかりに彼自身を締め付ける。締め上げる。
意識を緩めればその瞬間大量に熱い何かを放出してしまう。

「萌さん…」
「もっと、もっと来てぇ…短くてもいいからぁ、思いっきり、一樹くんの…うあぁああんっ！？」
一樹が力を振り絞って腰を振る。
お互いに長くはもたないのは、わかり切っていた。