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君が好き。
官能リレー小説 - 年上

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君が好き。 28

「ジムはこうなってるんですね」
「これでも、モデルみたいなこともしてるから。ボディラインが崩れないようにしないと」
「大学の運動部には入ってないんですか?」
「うちは体育大じゃないし、大半がサークル。合コンが目当てで集まってるような連中。やる気があれば、そんな枠にこだわらなくてもいいの」
「随分ストイックですね」
「読者モデルから始まって、今は水着や下着が中心。正統派のモデルは背が高くて胸はもう少し小さい方がいいの」

俺は香帆さんにつれられてプールとは違ったエリアに入ると、いろんなマシーンでエクササイズをしては小休止を取って話す。
水着じゃないけど、スポーツブラとレギンスもかなりエロい。
ジャージで来いと言われて、着替えはどうしようと悩んだことも忘れるぐらいの嬉しい眺めだ。

「スラッとしたモデルさんには胸のことで嫌味言われるけど、ちゃんと本物なの。だから、きれいな谷間と自然な位置でしょ」
「は、はい…」
「栞と一度くらいデートしたんでしょ?何か気づかなかった?」
「ええと、どの辺が…」
「いい?本人には言わないでね…」
「栞さんて、豊胸だったんですか」
「君ぐらいの思春期の子は舞い上がって気が付かないけど、明らかにアンバランスじゃない。あの胸でサッカーできると思う?あれより1カップ小さくても足元のボールなんて見えにくわよ。そんな状態じゃレギュラーになれてないって」
「エッチはしましたけど、観覧車の中って狭いし、あまりモミモミしたり吸うのは恥ずかしいと思って…あまり触ったりもしてないです」
二回エッチしたはずなのに、香帆さんに言われるまで分からなかった。栞さんはお嬢様だし大学デビューとして整形や豊胸しててもおかしくない。
そもそも、俺はまだ女をよく分かっていないから、騙すのも簡単だっただろう。そもそも実際にむき出しの巨乳を見たのも初めてだ。

「でも、いちいちそんな事ばらしてどうするんですか?俺に栞さんと別れろとでも?」
「童貞を捨てたんだったら、キミも大人よ。自分で考えなさい。ただ、私のほうがお姉さんだから、教えてあげられるってこと」

こうして早めにプールリゾートから出ることとなった。シャトルバスで駅前まで来ると、そのままラブホがある方角を進む。俺達の格好だとまるでジョギングの途中で迷い込んだようなイメージだ。
当然俺としては初めてのラブホ…;
ここはヤル為の場所なんだと思うと、ちょっと緊張してしまう;…

「ふふ、そんな固くならないでいいのよ…大人だったら誰でも来る場所なんだからぁ…」
余裕の香帆さんに背を押され、俺は未知なるゾーンへと足を踏み入れた;…

モデルのようなすらりとした体型に、グラビアアイドルのような豊満な体つき、挑発的な格好と表情。
今の香帆さんは何から何まで男の欲望を燃やせる…すべてにおいて完璧な女性だ。

「ほら、こっち…あんっ!?」
こうなれば後はどうにでもなれ。
香帆さんを後ろから抱きしめ、その豊かな胸を鷲掴み。栞さんで培ったテクがどこまで生きるか、自分でも興味はあった。

「あっ、ンッ、ちょっ、早いぃ、ああぁんっ」

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