リサさんが振り向く前に、僕は彼女の身体を抱きしめていた。

「あんっ、ちょっと早いよっ」
「今すぐ、リサさんとしたい、って言ったら？」
耳元で囁きながらリサさんの乳房を両手で揉み解す。
「んっ、あっ…佑真くん、積極的になったじゃない、っ！」

外はちょっと抵抗があったけど、家の中なら話は違うと思う。
リサさんに男を見せたいという気持ちも沸いた。

「待って、今脱ぐから」
リサさんはすぐ下着姿になった。
「さっきの続きでしょ？中断させてごめんね」
「指でリサさんをイカせれると分かっただけでも…」
「佑真くんも、一回出しちゃいたいよね」
僕の半パンと下着はリサさんがすぐ脱がせると、既に勃起している。
「あ、リサさん…」
リサさんは僕の男根を丁寧に舐める。鈴口に始まってカリの裏側や裏筋から付け根まで舌を這わせていく。
「ちょっと股を開いて」
手で僕の玉袋をほぐしたかと思うと、片方づつ舐めて玉を一個づつしゃぶりつき、やがて二個ともまとめて吸う荒業にも出た。
くすぐったさと痛くされないかという緊張に包まれていると、リサさんは僕の背中の方に回って会陰部も舐めていく。
「リサさん、そこは…」
「いろいろ楽しませてあげる」
アナルを舐められながら手コキされ、彼女の大胆さと不思議な感触で手コキにも余分に反応してしまう。
「リサさん、やばい、あ、ああぁぁ、あっ！あぁーっ！」
口や舌はフェラで使ってくれればとの願いも虚しく、アナル舐めと手コキでイッてしまった。
自分でも出したことのないような声や床に精液を撒き散らしていいのかと思いながらも、射精直後の刺激に悶えながら振るえてしまう。
「佑真くん、いいイキっぷりだったよ。それに可愛い声」
「知らない世界を知ってしまいましたよ…」
リサさんはクスクス笑いながら僕にキスする。

「今度は僕の番です」
キスしたリサさんの胸を手のひらで転がしながらお尻にも手を伸ばす。
「佑真くん、あんっ、ベッドで、しよ…」

リサさんに言われて移動しようとすると、さっき踏ん張っていたので足の裏に汗を書いて滑りそうになる。
床に精液が飛んだままだし、互いに完全には全裸になっておらず、シャワーを浴びてから改めてベッドの側で抱き合う。
「お互いに舐め合うってどう？」
「リサさんに、まだしゃぶってもらってないし」
「佑真くんがイカせてくれるって分かったし」
「理想は、本番でイカせたいんです」
「行きずりの関係じゃないの、ゆっくり高め合いましょ」