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彼女はレースクイーン
官能リレー小説 - 年上

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彼女はレースクイーン 9


「香さんに智恵子さんも一体何を・・・」
哲も同じように全裸にされて、

「忠夫も恥ずがしがる事無いでしょ」
忠夫とは智恵子の夫の名だが、
「香と話していたら、互いのね・・・」
「それにしても、忠夫君も哲君みたいなとこあるよね」

「でしょう。哲君と忠夫、似てると思ったのよ」
「それで呼んだのね」
哲は香と智恵子の話の意味を理解できないまま、智恵子に抱きつかれる。

「智恵子さん…香さんが見て…」
隣の香は忠夫とキスをしていた。
「お互いの彼を交換しない、って香と話してたの」


哲も智恵子と唇が重なり合うのを見て、
「哲君、今は智恵子の相手をして上げてよ。お願い」
香も承認しているとはいえ、香を裏切るような行為をするのは心苦しいものを感じ、
「ちょ、ちょっと香さん、僕は・・・」
「私も、哲君の気持ちはわかるから。今は、お願い」
香はそう言って、忠夫のモノに軽く手を触れる。

「哲君…私、哲君のこと好きだった…香と付き合う前からずっと…」
「智恵子さん…」
智恵子が瞳を潤ませながら、哲に想いを告白する。


すると哲が智恵子、忠夫が香をそれぞれ押し退けて、
「さ、哲君・・・」
「私達が悪かったわよ。哲君も忠夫も機嫌を直してよ」

しばらくして、
「香、私達ってつい知り合ったばかりの頃のように接してちゃっていたのね」
「そうね。もう知り合ってからだいぶ経つのに」
「そうだよ。智恵子はすぐ子供扱いするよな」

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