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彼女はレースクイーン
官能リレー小説 - 年上

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彼女はレースクイーン 11


忠夫、茂夫、哲の順に射精していき、
「飛距離は忠夫が一番ね」
緑が自慢気に言うと香が、
「それにしても何で緑達まで来ているのよ」

すると忠夫が、
「結婚前に軽く前祝いをと思って夕食・・・」
「緑さん、おめでとうございます」
「哲君、ありがとう。でも香とはまだなの?」
戸惑う哲に香が、
「婚姻届は哲君が署名してくれば大丈夫だけど」

香との結婚はそのうちには思っていたが、
「結婚しても僕らの場合、今までの生活が変わる訳でもないし」
すると忠夫が、
「レーサーだけに決めるのも早いな。とにかくペンを貸すから・・・」

婚姻届に署名すると、
「香達の結婚祝いも兼ねて夕食は豪華にしましょう」
緑は部屋を出ようとすると茂夫が、
「おい、レースクイーンの格好のままで行くのか?」

茂夫の指摘に、
「確かに精液があちこち飛び散っているし、香も智恵子も着替えた方が良いわね」
3人が着替えると食事へ。

「哲くんはこの後ヨーロッパに戻るの?」
「ええ、まだレースは残ってますし」
「ここで頑張れば、次のステップが見えてくるわ」
「そこは、智恵子の力も必要だね」

「私も哲くんを応援したいな。海外に住もうかしら」
「おい、そんなこと言って…」
緑の言葉に茂夫が突っ込む。


数ヶ月が経ち、
「今回は苦戦続きだったな。」
「でも優勝は優勝よ、おめでとう。」
智恵子に労われるのだが、
「いえ、僕もまだまだって事ですよ。」

哲が遠征先から帰ってくると、
「ただいま。」
「優勝おめでとう。実は大事な話があるの。」
「どう・・・あっ!」
レースを終えて帰ってくると大抵はレースクイーンだった頃の服で出迎えるのだが、
今、身に着けているゆったりとした服装を見て、
「僕からもおめでとう。」

香は一瞬、戸惑うも、
「そ、そうなの。私と哲の子がお腹にいるの。」
「女の子なら親子揃ってレースクイーン姿で出迎えてくれる訳だね。」
「ちょ、ちょっと哲ったら。」
哲は恥ずかしがる香のまだ膨らみの目立たないお腹をそっと撫でるのであった。

(完)


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