従姉と… 3
(両手に花だなこりゃ。二人とも、昔よりも積極的になっているような気がする。)
俺が困っていると、叔父さんが助けてくれた。
「二人とも、真君が困ってるじゃろ。早く離れなさい。」
ちなみに、絵里姉はレースクィーンをやっているそうだ。
「興味ある?」
叔父さんの言葉など聞く耳持たずの絵里姉は、俺の返事を待たずとして、I-Phoneの画面を見せてきた。
「うおぁ!!」
俺はその姿に思わず声を上げていた。
男だったら誰でも生唾を飲み込むだろう、そのハイレグ水着の絵里姉は、最近女とはめっきり御無沙汰の俺にとっては・・・強烈だった。
「ふふっ・・なんだかまー君のココ、元気になってきたんじゃない?」
今だ股間に置かれていた絵里姉の手が、それを確かめるようにそれを握り締めてくる。
「ちょ、ちょっと簡便してくだいよ・・」
俺は腰を引っ込めながらも、それを皆に気づかれないように、絵里姉に小さく訴えた。
「ふふっ・・まー君って相変わらず可愛いのね・・」
確かに絵里姉の言う通り、ハイレグ写真を見ただけでおっ勃てるなんて、まるで手慰めを覚えたての中学生のようで、俺は情けなかった。
「可愛いけど・・ココは立派みたいね・・」
絵里姉は俺のサイズを測るように、そのサイドをなぞりながら、ニッコリと微笑んだ。
「いい加減にしなさい!!私の婚約者なのよ!!」
由香姉が怒って絵里姉から俺を引き離し、俺は力強く抱きしめられ由香姉の胸の谷間に顔を埋める形になった。
(由香姉が焼きもちを焼いてくれてる!!うれしいけど、少し苦しいぞ。)
その絵里姉には申し訳ないと思ったけど、今日は、由香姉の部屋に泊まることにした。
(そうえいば、由香姉の部屋に入るのは初めてだな。絵里姉の部屋には入ったことあるけど。)