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社長令嬢
官能リレー小説 - 年上

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社長令嬢 8


龍二も同じように服を脱いで日焼け止めを塗っていると、
「向こうで声がするけど・・・」
「ちょっと様子を見てみようか。」
「素っ裸のままで・・・ちょっと龍二ったら。」

船長室の扉をそっと開けると、
「恭介、イ、イックー・・・」
「恭介おじさん、意外と大胆。それに胸板の厚みとか龍二と良い勝負じゃない。」
「船長、ふらふらになっている。」

すると恭介は千尋を抱き抱え、
「もう終わりってつまらないな。」
「ふ、普段はこっちが誘っても素っ気無いくせにいざやるとなると・・・」
「照れちゃって。とても荒海にも物ともしない船長とは思えないな。」

恭介は龍二と京香がいるのに気付き、
「新婚さん達も入っても良いよ。」
「恭介さん、俺が…その、船長と…」
「抱いたんだろ?知ってるよ。中井家では婿は貸し借りする習慣なんだ。千尋は俺が孕ませた
ばっかりに中井家に入ることになったが、結構楽しんでる。サラーキアは中井家の行事によく
使われるから、親戚の旦那には近づきやすい。船長の権限もあるし」
「って、事は…」
俺は京香も恭介さんに手を出される可能性に戦慄する。
「京香ちゃんはまだだ。三十を過ぎないと、誘っても誘われるのもご法度だ。いくら女系でも、
なんでも許されるわけじゃない。三十ってのは年頃が過ぎて女が最も性欲が高まるんだが、
浮気はスキャンダルだからいろいろと問題になるし、身内ならいろいろごまかせるだろ。
万が一孕んでも一族の子として育てるから問題ない。特に、龍二くんは血が濃くないし」
「じゃあ、響子叔母様は…」
恭介さんは数少ない中井家の血を引く男だから色々知ってるようで、
京香も年を取れば、適当な理由をつけて新婚の夫に手を出したりするのだろう。
「ああ、叔母さんだけじゃない。性欲だけじゃなくて、不妊とかで種が欲しくて誘ってくる場合もあるだろう」
「婿の勤めですね」
「中井家の女は美形が多いから、まだいいじゃないか」
「婿殿、夫婦で乾杯したいって言ってたね。船長として許可するよ」
「よかったじゃないか」
「恭介おじさん、みんなで飲みませんか?」
「服ぐらいちゃんと着な。とびきりのワインを持ってくるから」
俺は千尋さんに認められたみたいで、四人で乾杯すると少し飲むと眠くなった。
自室で目を覚ますと、隣に京香が寝ていた。起こすと悪いので一人でベッドを出て船を出た。

夕方のリゾート地を歩いてると市場を見つけたので、俺は京香への土産を探すことにする。
「龍二くん、お一人?」
上品な格好をしたサングラスをかけた熟女が声をかけてくる。
「さ、お…義母さん!」
「いいわよ、早織で」
「どうして、早織さんがここに?」
京香が心配になってやって来たのかもしれない。
「飛行機で来たの。船より早いでしょ」
「方法じゃなくて…」
「お忍びよ、時間を作ったの。響子としたんでしょ?私とじゃ嫌?」
「でっ、でも…響子さんの時は京香が許可…」
「いいの。早口言葉じゃないんだから。あの子はまだ子供だから、他の男には手を出せないわ」
俺は頬にキスされると、妻の母親にリゾートホテルに連れて行かれた。

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