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社長令嬢
官能リレー小説 - 年上

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社長令嬢 15

三十人は座れる場所で二人は最も良い場所に座ると、プロジェクターから大きなスクリーンに動画が流れる。
「どう?この動画の意味が大体伝わった?」
「つまり、人材には様々なタイプがあって、それに応じた育成や管理が重要で、新人の失敗や気がついたことには僅かな時間を利用してミーティングを行い、互いに学習する組織を目指す」
「凄いわ、満点よ!」
響子は龍二の飲み込みの良さに感嘆する。
「響子さんが優しい間に真心で応えないと。せっかく丁寧でサービス旺盛な方法を考えてくれたんだし」
「本当はやる気になってくれるか心配してたの。もしかしたら、エッチなだけの子じゃないかと」
「俺はエッチですよ、巨乳も好きだし」
「素直な子にはご褒美です」
二人は隣同士に座っていたので、どちらともなくキスし、互いに股間に触れて性器を愛撫し合う。

妊娠が判明してから数ヶ月が過ぎた頃、
普段のように習い事を一通りこなした龍二がシャワーを浴びていると、 
京香が大きく膨らんだ腹を摩りながら、
「龍二ったら私という妻がありながら・・・」

湯船に入った隆二は少し拗ね気味な京香の腹を触りながら、
「ちゃんと奥まで届いたかな。」
「たっくん、ひでくん、ちょっと揺れるけど我慢してね。」

「たっくん、ひでくんって・・・」
戸惑う龍二に京香は、
「検診で両方とも男の子って判明したから拓真に秀哉って命名したの。」
「ま、まあなかなか良い名だと思うけど。」

翌日、栞の指導でマタニティスイミングを受けていると、
栞が中学生か高校生になった拓真と秀哉を思い浮かべて、
「(彼らの指導も担当して、筋肉の発達を間近で見るのも良いわね。)」

「京香が二人も孕んでくれたから、早織さんも甘くしてくれる。きっと孫は俺以上に甘やかすんだろうな」
今は龍二のほうが早織と接する時間が長かった。響子が経営に対し、早織は経済の講師を務めている。
「この二人が中井家の女系を終わらせてくれるかもね。変な家訓も終わらせれそう」
「女系だから、俺みたいな半端者にもチャンスがあったんだけど。双子だから、家系が分裂しなければいいけど」
「そこはママである私が目を光らせねきゃね。年を取ってからもちょくちょく顔を出していい子にしてるか見ないと」
「その発想が女系だな。大胆な変革は反発を招くから、徐々に周りを味方にしていったほうがいい」
「だったら、龍二にも頑張ってもらわなきゃ。明日は何の講義?」
「マーケティング学だっけ」
「涼子伯母さんね」
二人は将来に思いを馳せつつも、目先のことも思い出し、風呂から上がる。

隆二が婿入りしてからもうすぐ1年になろうとしていたある日、 
「はあ、はあ。」
「京香、もう少しだ。」
親戚達が見守る中、
「拓真、秀哉、元気に生まれてくれてありがとう。」

出産を終えた京香は龍二に、
「龍二、この子達の性教育は慎重にしようと思うの。」
「ま、まだ生まれたばかりじゃ・・・」
「今のままだとお父さんは毎日浮気ばっかりしてって思うじゃない。」

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