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社長令嬢
官能リレー小説 - 年上

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社長令嬢 13


早織は龍二を静養させた方が良いと判断し、
執事の運転する車で先に邸へと帰らせると、
早織、京香、響子、恭介、そして千尋がサラーキアの一室に集まり、

早織「龍二君がね・・・」
響子「レポートの提出とかで凌いでなるべく登校しなくて済むようにしたら。」
恭介「自分の夫にやらせた方法を義理の甥にも適用って姉さんも抜け目が無い。」

「家訓は理にかなったものよね。女は三十代から性欲が強くなるし、財力があれば若作りもできる」
「若い頃はまじめにしとくのが一番、龍二君が性欲を持て余すと他の女のところに行っちゃうから、中井家の女が上に乗るのがいいの。少なくともスキャンダルにはならないでしょ」
「子供が小学校に上がったら、龍二君にPTA役員が回ってくるけど、周囲のママさんが手を出さないように、先生が面倒見るの」
「まずは幼稚園よ。でも、親戚筋に保母さんなんていた?あんな面倒くさい仕事」
「園長先生がいたじゃない」
「ああ、あの人もいつのまにか三十路過ぎてたわね。もし、余計なことしたら私達がお説教するけど」
「習い事はどれをさせるのかしら。そっちは本家とのパイプがほしい先生が勝手に声かけるんじゃない?」
すべて龍二がいないところで話が進んでいた。これも、響子と早織が龍二とのプレイは良かったと評価を下した影響が大きい。

母達が龍二の将来について、龍二は勿論、
妻である自分にも意見を求めてこないのに苛立ちを覚えるが、
「外に出るか。」

京香が千尋と一緒にこっそりと席を外すと、
「やっぱり家訓に縛られるのが嫌なのか。」
「父も色々と苦労してきたのを見て・・・」
「気持ちが分かるが、今は元気な子を産む事に専念しないとな。」

一方、龍二は寝室で横になっていたが、執事に来客だと告げられて、
応接間へと向かうと、京香や亮子達のまたいとこと名乗る女性が立っていたが、
女性は興味深そうに肩や腕などに触れて、
「私、栞と申しますが、なかなか鍛えていらっしゃって、素晴らしい。」

すると京香達が戻ってきて、
「し、栞さん、久し振り。」
「随分と早いわね。」


「栞さんの水泳に響子さんの経営学・・・習い事が多いな。」
予定表を目に通していると、
「まあ習う講師は私の指名をほぼ通させたけどね。」
「学校へはあまり通わなくて済むようにしてくれたのには感謝しないと。」

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