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近所のお姉さん
官能リレー小説 - 年上

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近所のお姉さん 15


※※※

その日から京子は裕也の事を思わない日はなかった。
そんな、ある日...
京子は女子大でも、裕也の事を思っていた。
(今度は裕也君とどんなデートしようかな〜?ピクニックとかいいな!裕也君と一緒にお弁当食べたり〜♪)
その時...
「ちょっと、京子ちゃん!」
その声に気がつき、振り向くと百合香がいた。
「何考えてたんですかぁ〜?何回呼んでも気がつかないなんて」
「ご、ごめん。いろいろ考え事があったの...。」
「そうですか。まあ、いいです。それより、話しがあるんですけど…」
「話って?」
「最近、京子ちゃんが付き合い悪い事ですよ〜。私が遊びに誘っても断るじゃないですか〜?」
「そ…そうかしら?そんな事無いと思うけどなぁ…」
心当たりのある京子は、さり気なく目をそらした。
この百合香は京子と同じゼミの学生なのだが、京子と同じく恋人が居なかった(…という事に京子はしていた)。
百合香は容姿は悪くないのだが、眼鏡を掛けていて服装もどことなく野暮ったい。
まさに田舎から出て来たばかりの純朴な娘といった感じだ。
ちなみに胸囲100cmを超えるJカップの爆乳の持ち主でもある。
その百合香はジト目で京子を見つめながら言う。
「さては…男ですね?」
「えぇ!?や…やだなぁ〜、そんなんじゃないわよぉ〜…アハ…アハハハハハ…!」
図星を突かれた京子は笑ってごまかした。
まさか小学生の恋人が出来たなんて言えない…言える訳がない。
「むぅ〜…京子ちゃん、私との喪女コンビを裏切りましたねぇ〜?」
「そんなユニットを組んだ覚えは無いわ!」
「はぁ…まあ良いです。話は変わりますが今度の日曜日、私の家で私の誕生日会やるから、絶対来てくださいね!景子ちゃんも麻衣ちゃんも来るそうですから!」
「う…うん、分かったわ」


「と、言う訳なの!ごめんなさい祐也くん!」
京子はそう言って幼い恋人に頭を下げる。
「む〜〜!今度の日曜日は僕と一緒に動物園にデートに行って約束したじゃないかぁ!」
祐也は可愛らしい頬をプクッと膨らませると、駄々っ子のように腕をバタバタさせる。
「本当にごめんなさい!裕也くん!・・・埋め合わせに今日は何でもしてあげるから!」
「・・・ほんと?」
「ええ本当よ!」
「・・・ホントにホントにホント?」
「ええもちろん!」
「嘘ついたら絶交だよ!!」
「ええ分かったわ!」
「それじゃあ・・・・してよ!」
「え!?」
心の何所かで裕也の事を所詮子供と侮っていた京子にとって、裕也のリクエストは想像を絶するものだった。

※※※

「お待たせ〜」
京子はメイド服に着替えて、裕也の前にやってきた。

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