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クセモノ揃いの美少女生徒会
官能リレー小説 - 学園物

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クセモノ揃いの美少女生徒会 10

「コホン……では…」

気を取り直して真面目な会議―と言っても、そこまで議論するようなことはないのだが―に入ろうとする―と。

「うん、まあ龍介だったら見られても全然かまわないけどねっ!」
「ぶっ!?」
結衣が俺に向かって露骨に胸の谷間を寄せて見せつけてきた!

「あっ!結衣先輩、見るなって指摘しといてそれはズルいですよっ!」
陽夏がそれに対抗してこちらの視線を奪うような真似を―

いつもならビシッと注意するはずの真彩は、なぜだか満更でも無く微笑んでいる。
愛果だけが状況がわかって無くてはわわ、となっている。

ほのぼのしていていい光景だ、と感じる。
結衣と陽夏もこうやって顔を出す機会を増やしていってほしいなと思う。
まあ、芸能活動は頑張ってほしいとも思っている。
…良質なオカズの提供のためにも…というのはワガママかな?

久々の全員揃った会議が終わり、真彩、陽夏、結衣と順番に部屋を出ていく。
「先輩また明日」
「今週はずーっと学校きますから!」
「今度は見るだけじゃなくてぇ、おっぱい揉む?」
「結衣先輩それは露骨すぎです」

残る愛果も帰り支度の最中。
俺は気になることがあったので、2人きりになったところでどうしても聞きたかったことがあった。

「なあ愛果」
「は、はい!?」
「コレ、お前だよな?どうしてこんなことを…」

愛果にスマホに保存したある画像を見せる。

『現役JKです。今後の活動資金のためにも、よろしくお願いします。

手コキ5000 フェラ10000 ゴム有20000 生30000、生中なら50000でお願いします』


「っあ……!」

俺の見せた画面を前にして、愛果の表情が凍り付く。
そして怯えるように俺を見上げ、ブルブルと身体を震わせる。

これは…あれだ。いわゆる『パパ活』と呼ばれるものではないだろうか。
まさかうちの学校、しかも同じ生徒会の仲間が…


「せっせせせせっせせせ……先輩ぃィっ、なんで、これが、私だと…」
「眼鏡も外して、三つ編みも解いて、別人みたいに見せてるけど、隠せないものはあるもんだぞ、愛果」

自撮りの写真を加工してるとか、そういう類は一切ない。
愛果は紛れもない美少女だ。
むしろ今の地味な雰囲気からこっちにしたらどうだ、とでも言いたくなる。

愛果の隠せないもの、それは圧倒的なデカさを誇る乳だ。

「……………ごめんなさい」
「いや、愛果を責めることは俺だってしたくはない。でも、どうしてこんなことを?」

「執筆活動です」
「執筆?」
「はい。小説の…自分だけの小説を書きたくて、その、今住んでるところからも早く出たくて、自分だけのスタジオ…活動資金が欲しくて…」

愛果は両親を幼い頃に亡くしている、と以前教えてくれた。
今は親戚の家で生活してるそうだが、その親戚とはあまりいい関係ではない、という悩みを真彩や陽夏に話していたようで、俺も陽夏からそれを知った。

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